親鸞に学ぶ幸福論

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怒りを静める、昔から語り継がれるすごい方法とは

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【瞋恚(2)】

仏教では『瞋恚の炎』といわれ、

怒りは炎にたとえられます。

...

『マッチ一本火事の元』

と何かの標語にありましたが、

ただ一本のマッチが

家一軒全焼させてしまうように

一時の怒りが、

すべてを焼き尽くしてしまいます。

怒りに我を忘れると、

「あーしたらこうなる」

「こーしたらあーなる」

の理性は吹っ飛びます。

その結果、手をあげたり、

怒鳴ったり、ののしったり

取り返しのつかない行動に及ぶ。

長年築いてきた信頼も、立場も

一遍に燃やしてしまう、

実に恐ろしいのが瞋恚です。

人を殺した加害者の多くも

怒りの心がおこしたものです。

「お前みたいなおとなしい者がどうしてそんなことを」

と尋ねると

「ついカッとなってしまって。」

と悔やんでいます。

『一朝の怒りに、一生を過つ』

のことわざの実例は枚挙に暇がありません。

では、この瞋恚の心を静めるには・・

【時をおく】しかありません。

アメリカ建国の父と評される

トマス・ジェファーソンは

『腹が立ったら、

 何か言ったり、したりする前に

 十まで数えよ。

 それでも怒りがおさまらなかったら

 百まで数えよ。

 それでもダメなら千まで数えよ』

と言っています。

昨日、読者の方から、

怒りを静めるアドバイスをいただきましたが、

これも同じですね。

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己の怒りを静める方法として

「言いたい事は明日言え」

というのがありますね。

誰かに怒りを感じたら

一度紙に書き出して

一晩置いてから読み返すと

結構直接言う気が無くなって来るから不思議です。

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古いイギリスのことわざにも

『腹が立ったら、百数えよ』

とあるそうです。

古今東西を通じた人類の智恵といえましょう。

  
 

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