親鸞に学ぶ幸福論

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ホモサピエンス全史と仏教の共通点とは

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【勤苦生死之本(2)】


話題の本『ホモサピエンス全史』では、

今までの歴史書は「帝国の勃興と滅亡」「社会構造の変遷」

「戦士の勇敢なこと」「芸術的な創造活動」

「テクノロジーの発見と伝播」などの研究テーマとしてきたが、

人類究極の目的である「幸福」を問題にしてこなかったことを

「人類の歴史理解にとって最大の欠落」と指摘し、

「この欠落を埋める努力を始めるべきだ」と提案します。

 

そして「人類は歴史上、幸福だったことはあったか」

「農業革命、科学革命といった革命は、人類を幸福へ導いたか」

という、壮大なテーマに挑戦したこの本の結論は

「幸福になれていない」というものでした。

「私たちは何を手に入れたいのか、からわかっていないようだ」

との痛烈な考察で、本が終わっています。

 

仏教を説かれた釈迦は、

人類史を一変させる革命が起きて、世の中がどう変わろうと、

幸福になれないのは、全人類は心が病気だから、と説かれています。

「熱病の者は、どんな山海の珍味も味わえないように、

心の暗い人は、どんな幸福も味わえないのだ」

とも釈迦は説かれました。

熱が出て頭が痛い、悪寒がする、吐き気もする。

そんな時、目の前にどんなご馳走を並べられても、

とても食欲がわきません。

食べても気持ち悪くなって吐いてしまいます。

食事は苦痛でしかありません。

この場合、食事が苦痛なのは、

料理が不味いからではない、品数が少ないからでもない、

その原因は、自分が熱病だからです。

健康でお腹すいているときなら、

目の前のご馳走がおいしく味わえます。

いや、そんなご馳走でなくてもいい。

ご飯に漬け物でも、おいしくて、ご飯がどんどん進むでしょう。

 

それと同様、心が病気だから、人類史を激変させる革命の数々も、

一向に心に感謝がなく「なんで生まれてきたんだろう」と、

人生の虚しさはずっと続くのだと説かれています。

 

この心の病気は、精神科や神経内科に通院している、

一部の人の病気ではなく、

すべての人のかかっている心の病です。

精神科の医者も皆かかっている病です。

病名を「無明業障の心の病」といいます。

では「無明業障の心の病」とはどんな心なのか、

仏教は徹底的にこれ一つ、明らかにされています。

 

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