親鸞に学ぶ幸福論

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良い縁を選ぶために、今すぐできることとは

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【因縁(3)】

 


何年か前、ある女性芸能人が覚せい剤常習の男と結婚し、

自分も覚せい剤に手を染めるようになり、

ある日、夫婦そろって覚せい剤使用が発覚し、逮捕されるという事件がありました。

 


夫が覚せい剤常習者だった場合、奧さんがいくら手を出さないよう自制していても、

なかなか難しいのだと思います。

同じ屋根の下で寝食ともにする仲ですから、どうしても影響されてしまいます。

 


覚せい剤は再犯率が高いので有名ですが、

その女性芸能人は、絶対に再犯しないという自己の決意を貫くために

まず断行したことは、夫との離婚でした。

その後、出所した元夫は、再犯でまた逮捕されていますから、

離婚していなかったら、彼女自身も覚せい剤と決別することは

できなかったのではと思います。

 


このように、どんな人と結婚するかによって、人生は大きく変わります。

悪い縁を選んだら、どんどん不幸になってしまいますし、

良い縁を選んだら、次々と恵まれるようになっていきます。

そこでお釈迦さまは「良い縁を選べる人になりなさい」と教えられています。

 


では良い縁を選べる人になるにはどうしたらいいのか、

その方法をお釈迦さまはいろいろと教えておられますが、

今回はその一つ、「心施」を紹介しましょう。

「心施」とは“心を施す”と書き、

心から「ありがとう」と言うことです。

どんな人でも心がけ一つでできる言動です。

 


「こんなことに努めるだけで良い縁を選べるようになるんですか」

と思われるかもしれませんが、

パワースポット巡りやパワーがあるとされるブレスレットを身につけるよりも

ずっとずっと効果てきめんです。

 


ちなみに「心施」のポイントは「心から」というところです。

口先だけの「ありがとう」は、心施とはいいません。

では心からの感謝の言葉を発するにはどうしたらいいのか。

そのために一にも二にも大事なのは、

自分がどんなご恩を受けているのか、

周りの人から何をしてもらっているのか、

よく知ることが大切になってきます。

 


一度、自分は周りの人から何をしてもらっているのか、

紙に書き出してみてもいいでしょう。

 


ある20代の女性は周りの人にこんな思いをもっていました。

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父は、うざい
母は、うるさい
部長はえらそうだ
カレシは優しい
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ところがその彼女が「周りの人から何をしてもらっているか」

を具体的に紙に書き出してみたところ、こんな結果でした。

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父は、4年間、大学の学費を出してくれた
父は、アパートの保証人欄にハンコを押してくれた
母は、いつもお弁当をつくってくれる
母は、昨日、頼んだテレビ番組を録画してくれた
部長は、希望のポストに異動させてくれた
部長は、昨日から、うちの課のバイトを1人増やしてくれた
カレシは1年前から、私に、金を借りている。
カレシは私の誕生日に、私に金を借りている
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彼女は書きだしてみたその一枚の紙で、

自分が心から「ありがとう」と言うべき人は誰か、を知りました。

さらにメモに書いたそのわずか数分の時間で、

自分の本当に大事にしなければならない縁は何か、

選んではならない縁は何か、わかったそうです。

本当にありがとうと感謝すべき人が分かると、

自分が選ぶべき縁も自ずとわかってくるのです。

 


また「心施」に心がける人は、自分が良い縁を選べるだけでなく、

良い縁が向こうから近づいてきます。

心から「ありがとう」と言う人は、好かれ、愛され、大事にされます。

ちょうど香りの高い花に、蝶や蜂が集まってくるようなものです。

花の方から蝶や蜂を追いかけなくとも、

香りを放つ花には、蝶や蜂の方から集まってくるように、

良い縁に恵まれるようになるのです。

 

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