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親鸞に学ぶ幸福論

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長幼の序と布施の精神

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■長幼の序という言葉があります。

長とは年長者、幼とは年少者のことです。

序とは順序ということですから、

歳上の人に歳下の人は配慮しなさい、敬意を払いなさいという言葉です。

 

会社の組織の中では、年上だけれども

役職では自分の部下になることがあります。

上司として、部下に対して指示したり、注意したりすることも出てくるのですが、

年上の人への言い方、言葉遣い、態度など配慮しなければならないですが、

そんな時に「長幼の序」という言葉が使われますね。

 

■私は学生時代、道路工事のガードマンをしたことがあったのですが、

大学卒業して2,3年かの、県の職員がホワイトシャツでやってきて、

道路工事のおじさん相手に横柄に指図しているのです。

自分の父親ほどの人たちに敬語を使わずに指示する若者に

不快な気持ちになったのを今も覚えています。

今でも若き成功者が自分の稼いだ金で豪遊するのはかまいませんが、

会社で必死に働いてきた、そして家庭を懸命に守ってきた中高年を

小ばかにするような発言を耳にすると気持ちのいいものではありません。

 

自分の回りには、知力、体力、精神力を仕事や家庭に懸命に費やしているのに、

病気や事故やいろいろなことで上手くいかずに

苦心惨憺されている方が少なからずおられるので

余計そんな気持ちになるのかもしれません。

 

■介護施設で働いておられる方が言われていたのですが、

認知症のお年寄りでも、赤ちゃん言葉を使ったり、

叱ったりすると腹を立てるようです。

昔は多くの部下を指導したり、家族を一心に支えてこられたのですから、

プライドを傷つけられて、悔しいのでしょう。

 

だからその方はどのお年寄りにも敬語を使って話をするようにしているそうです。

 

■利害や打算でつい人を値踏みする計算高い自分だからこそ、

「長幼の序」は心がけていかねばならないと思いました。

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