【人身受け難し(2)】
先回、年収500万円の人が40年働いた賃金が
2億円と話しをしました。
「だから、その人の命の価値は2億円です」
なんてことをもし口にしようものなら、大変です。
政治家なら辞任を迫られ、
教職者ならPTAで取上げられ、
ブログなら大炎上を招くでしょう。
「何を馬鹿なことを!人の命にはお金には換えられない尊さがあるんだ」
とみな言うでしょう。
ではその【お金では換えられない人命の価値】って、
いったい何でしょうか。
人命の尊厳の理由はどこにあるのでしょうか。
その答えを本当によく知り、みなにも伝わっていれば
社会問題ともいえるおびただしい自殺者はないはずです。
大学をきちんと卒業し、正社員として雇用され、
きちんと勤め上げている人で、生涯賃金2億円。
そうして得られた賃金2億円も、
生活のためにほとんど使ってしまいますから、
どれだけ手元に残ることか。
その遺産も、子供たちのケンカの種となり、
人生の晩年を辛い思いで過ごす人は少なくありません。
いったい「人命は尊い」といわれる根拠はどこにあるのでしょう。
一方、上野で生まれたパンダの赤ちゃん
「シャンシャン」の経済効果は約267億円だそうです。
死なせてはならないと、上野動物園内だけでなく、都も国も
一生懸命になるのは、よく分かります。
一人の男が生涯の時間、体力、気力を注ぎ込んで、2億円。
パンダの赤ちゃん、267億円。
比較してみると、なんともいえない気持ちになります。
人命の尊厳の理由はどこにあるのか・・・
パンダの赤ちゃんの命よりもずっとずっと重い、
人命の重さの根拠は何なのか。
お金ではない、尊厳な理由がある筈ですが、それは何か。
この人命の重さの理由を徹底して問題にし、
明らかな答えを示されたのが、
『天上天下唯我独尊』と宣言された釈迦牟尼世尊、お釈迦さまです。
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