
『過慢』とは、同じ程度の相手なのに自分の方が優れている
と威張る心をいいます。
テストの点数が同じ80点だった、とすれば、
これはうぬぼれるはずはないのですが、
「本当はオレの方が上なのだ」
と自惚れます。
あいつは塾通いしているのに80点じゃないか、
オレは塾なんて行っていなくても80点だぞ。
とか、
オレは昨日ゲームしてあまり勉強していなかったけど80点だった、
あいつは勉強やっていたはずなのに80点、
本当はオレの方が上なのだ、とうぬぼれるのです。
何かと理由を付けて、
事情を引っ張ってきて、
本当はオレの方ができるんだ、とうぬぼれる、
これを『過慢』といいます。
明日は『慢過慢』についてお話しします。
