親鸞に学ぶ幸福論

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人のあら捜しは何の意味もない愚行

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今日は私の大学時代からの友人で、

同じ師の元で学び、ともに仏教を伝えてきた仲間でもある

添谷亮介講師のユーチューブを紹介いたします。

 

私と同じくホワイトボードを使って仏教の話をするという点で

私のチャンネルと同じ形式ですが、性格が全く違うせいか、

切り口、話題、話し方、みな違います。

彼の場合、本当に性根が優しく誠実なので、

その人柄が動画にも表れていて

「こういうの好きだな」と思われる方もあるのではないかと思います。

お時間ある時にでも覗いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=b5SESlgwzVA&t=16s

チャンネル登録してくださると、本人泣いて喜ぶと思います。

 

【今日の仏語】は『慢』の1回目です。


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「オレはあいつより勝っている」と思いたいのが、人間です。

思いたいだけでなく

「あいつ」にもそれを思い知らせたいと思っています。

さらに「あいつ」だけでなく、

周りの人にもそれをわからせたいと思っています。

これは大変強い私たちの渇望です。

 

ところが、私たちがよく知っておかねばならないことは、

自分と同様に「あいつ」も同じ渇望を持っているということです。

お互いが「オレはあいつより勝っている」と

渇望しているのですから、

こちらが自分の思いを押し通したら、

たとえその時には相手は引き下がっても、

心はおもしろくない思いで一杯でしょう。

 

空腹の人が食べようとしている目の前の定食を奪ったら、

どんなに気を悪くするかわかるので、

私たちはそういうことはしません。

ところが、私たちは

相手が飢餓感にも似た思いで渇望している

その「人より優れていると思いたい心」を無視して、

いとも簡単に、なじったり、馬鹿にしたり、

見下したりする言動を取ってしまうものです。

それは人が食べようとしている定食を

ひっくり返すような愚です。

 

怒らせたいのなら、そうすればいいのですが、

直ってほしいと思うなら、まことに逆効果です。

『人を動かす』の著者カーネギーは

「他人のあら探しは、なんの役にも立たない。

相手はすぐさま防御態勢をしいて、

なんとか自分を正当化しようとするだろう。

それに自尊心を傷つけられた相手は、

結局、反抗心をおこすことになり、

まことに危険である」

と言っています。

 

 

 

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