■サンフランシスコの美しく巨大な橋
“ゴールデンゲート・ブリッジ”はアメリカを代表する観光名所です。
この橋をテーマにしたドキュメンタリー映画『ブリッジ』は、
上映拒否が相次ぎ、世界中で激論され、
賛否両論がまっ二つとなりました。
実は、ゴールデンゲート・ブリッジは、
有名な観光名所であるとともに、
世界最大の自殺の名所でもあります。
そこで繰り広げられる人間の根本的社会問題を1年間撮り続け、
映画史上、初めて向き合った映像の連続が『ブリッジ』なのです。
監督のエリック・スティールはインタビューに、こう答えています。
記者:「なぜ、こんなにも多くの人たちが自殺していくのですか」
監督:「この世界に、彼らを“引き留めるもの”が無い
……それだけだ」
■あなたも死に急ぐ若者があれば
止めようともするでしょう。
その時、
「なぜ、死んではならないの?」
と問われたら、
なんと答える準備がなされていますか?
自殺を思いつめている人だって、
自殺してはならないと聞いているし、
周りの人の気持ちを考えてもいけないことだと
感じてもいるでしょう。
でも、死んで楽になりたい。
真剣な自問自答で、
眠れぬ夜に繰り返している。
そんな人に安易に「死ぬな。」といえば、
「なぜ、生きなければならないの?」
と返ってくるでしょう。
「だって命は尊いじゃないか。」と答えれば
「なぜ尊いの?」と問うことでしょう。
「人命は地球より重い」
そんな言葉!何度も聞いて知っているんだ。
「でも、なぜ尊いの?」
正真正銘の答えが知りたい。
「人生には意味があるのか」
「苦しくとも生きる価値があるのか」
混迷の度は増すばかりです。
■「誰もまだ自殺者自身の心理をありのままに書いたものはない……
僕は君に送る最後の手紙の中に、
はっきりこの心理を伝えたいと思っている。」
芥川龍之介が遺書として遺した
「或旧友へ送る手記」の冒頭の言葉です。
この後はこう続きます。
「君は新聞の三面記事などに生活難とか、
病苦とか、或は又精神的苦痛とか、
いろいろの 自殺の動機を発見するであろう。
しかし僕の経験によれば、それは動機の全部ではない。
のみならず大抵は動機に至る道程を示しているだけである。
少くとも僕の場合は唯ぼんやりした不安である。
何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である。」
自殺の心理、現代が直面する問題に、
芥川は解明の糸口を与えてくれています。
芥川龍之介が「ぼんやりとした不安」と表現した心の闇を
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