親鸞に学ぶ幸福論

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マイケル・フェルプスを襲った「優勝後遺症」とは

 

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【無明の闇(1)】


五輪4連覇の偉業を成し遂げた米国の元男子競泳選手、マイケル・フェルプスは、

引退後のインタビューで、五輪が終わるたびに

気分が大きく落ち込んでいたと告白しました。

本番に向けて限界まで自己を追い込み、

栄光の金メダルを獲得したあとの反動はひどく、

それは自ら命を絶ってしまいそうなほどの虚しさだったと言っています。

 


アテネ大会終了後は、酒に酔って運転した容疑で逮捕。

北京大会では、五輪史上最多となる8個の金メダルを獲得した数週間後、

大麻を吸っている現場を写真に撮られました。

薬物は「何かから逃げ出したい、逃げ出そうとする時の手段だった」と後に語っています。

12年ロンドン大会の後は特に深刻で、

「水泳どころか、もう生きていたくもなかった」

と数日間一人きりで寝室にこもり、何も食べず

ほとんど眠らずにうずくまっていたそうです。

 


これはフェルプスだけでないようです。

オリンピックで最高の目標を成し遂げた多くのスポーツ選手が、

大きな目標を達成したのに、何も得られず幻滅の深い傷を残していると、

競争の研究で知られるA・コーンは発見しています。

五輪舞台を華やかに飾ったアスリートたちの多くが経験するこの心理的な疲れを

「優勝後遺症」といわれます。

 


「歓楽尽きて哀情多し」

「面白うてやがて悲しき鵜飼いかな」

「花火の後の夜空は暗い」

人生の華やかな瞬間の後に忍び寄るこの底知れない空虚感の正体は何なのでしょうか。

仏教はここを見つめる教えです。

 

 

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