親鸞に学ぶ幸福論

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葛西紀明選手は長野五輪の団体競技で落選したとき、何を思ったか

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【因果の道理(1)】

 

スピードスケートの小平奈緒選手が0.26秒の差で金メダルを逃しました。

「あとほんの0.3秒早くゴールできていれば」

と日本中がため息をつきましたが、

誰よりも悔しい思いをしているのは本人だと思います。

 


しかし彼女は「わずか0.26秒の差だから、同じようなもの。

今回のレースは運が悪かった。今日はたまたま向こうの日だった」

とは思わないでしょう。

それは0.26秒早くゴールするために、

どれだけの技術、精神力、筋力、体力を積み上げねばならないか、

骨身に沁みて知るアスリートだからです。

 


レジェンド葛西紀明選手は、選手人生で最も苦しかったのは、、

長野五輪の団体戦の代表から漏れたときだった、と語っています。

団体戦前日の公式練習の“選考会”では、

実績からいっても、フィジカルテストでもダントツの葛西でしたが、

踏切のタイミングが力みからほんの少し遅れてしまい、

思ったように飛べず、落選しました。

 


感動的な金メダルで日本中が歓喜に沸いていた中、

表彰式に出る気持ちにもならず、午前3時まで酒を飲み続け、

「このままじゃ終われない」と同じことを何度もつぶやいていたそうです。

 


たった一度の前日の選考会でちょっとタイミングがずれて一回失敗したからと

選考から落とした人たちをうらみ、ふて腐れて、もう嫌になったと努力を投げ出していたなら、

オリンピック出場は史上最多7回、日本勢男子最多のW杯通算17勝、

45才にしてオリンピックに出場している現在の葛西選手はなかったでしょう。

 


オリンピックでは

「あんなに頑張ったのに、メダルが獲れなかった、出場できなかった」と

悔し涙にくれる選手が多いですが、そんな人たちにとっても、

現在の葛西選手は大きな力を与えてくれる存在ですね。

 

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