親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

あなたが今そこにいるのには原因がある

f:id:kikuutan:20160927214356j:plain

 

【因果の道理(1)】


仏教の根幹が「因果の道理」です。

「因果」とは「原因と結果」です。

仏教では「結果には必ず原因がある」と教え、

「結果が異なるのは、原因が異なるからである」

と教えられています。

 

これは仏教のみならず、すべての学問は、

「結果には必ず原因がある」のを認めればこそ、

なぜこのような結果が起きたのかの「問い」から探求し、

原因を究明していきます。

 

それら学問の中でも、仏教の因果の道理は徹底しています。

どんな些細なことにでも、

必ずそれ相当の原因があると説かれます。

例外を認めません。

今、あなたがこの記事を読んでおられるのも、原因があります。

日本語で書かれたこのメルマガの文章を、

読んでおられない人が一億二千万の日本人の大半ですが、

あなたは今読んでおられる。

それは「読んでいる人にしかない原因があなたにあった」

ということです。

いま、その場所に座っておられることにも原因があります。 

もしあなたの隣に誰かがいるとしたら、

他の人ではなく、隣に「その人」がいるのにも、原因があります。

 

この人と結婚した、

この親の子供に生まれた、

日本に生まれた、

富山県に生まれた、

東京に生まれた、

男に生まれた、

女に生まれた

昭和に生まれた、

戦国時代に生まれた

三人兄弟いるが、二番目に生まれた

どうしてなのか?

それらにも必ず原因があります。

 

そこまで考えたこともないので、

そんなことにまで原因があるのかと思うでしょうが、

原因は歴然として、あります。

 

もちろん結果をもたらした原因がなんであったか、

わからないことはあります。

原因不明の病気、原因不明の事故はたくさんあります。

しかしそれは「わからない」ということであって、

「ない」ということとは違います。

「わからない」のを「ない」と片付けてしまっていますが、

厳然と原因はあります。

仏教では、結果には必ず原因がある、と徹底して明かしており、

どんなささいな事でも例外はないと説かれています。

 

 

 

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。



 

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。