親鸞に学ぶ幸福論

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無財の七施の1つ、身施とはどんな意味か、その実践とは

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【身施(1)】


お釈迦様が説かれた『無財の七施』の一つ、『身施』についてお話しします。

『身施』とは、自分の体を使って、他人のため、社会のために奉仕、労働することです。

今日の言葉で言えばボランティアですね。

被災地に仕事を休んで行くボランティアはとてもできなくても、

日常生活の中で、いくらでも手助けを必要としている人はあります。

 

私も一日、高齢の知人の車椅子を押して街を歩いたことがあるのですが、

ちょっとした段差、狭い店内の通路にも大変な思いをし、

通りすがりの人や店員の方がサポートしてくださり、大変助かった思い出があります。

手伝ってくださった方々のように今までの自分はできていただろうかと反省させられました。

 

最近では授業カリキュラムにも、

高齢者や障害者がどれだけ日頃不便な思いをしているかを知るために、

様々な疑似体験をする授業が取り入れられている中学校、高校も増えてきています。

アイマスクをつけて白杖を持つ視覚障害者の疑似体験、

車椅子に乗ってみる体験、

耳せんをしてその上からヘッドホンをして音が入ってこないようにする聴覚障害者の体験、

重りをつける妊婦や高齢者の疑似体験などがあり、

経験した子供たちは、どのようなサポートが必要か終了後に話し合うそうです。

 

家庭やオフィスでも身施のご縁はたくさんあります。

たまったゴミを捨てたり、整理整頓したり、

日用品の補充をしたり、誰かがしなければならないことですが、

率先してそういう行動をするのも『身施』にあたります。

心がけ一つで、いつでもどこでも実践できる布施行です。

 

 

 

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