親鸞に学ぶ幸福論

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悪口にはムキにならない

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【悪口(1)】


ブログやYouTubeで情報発信していれば、

どうしても非難中傷は避けられないと覚悟していますが、

それでもやはりそんなコメント、メッセージを読むと

気分いいものではありませんよね。

 

反論、異なる意見は大いに歓迎ですし、

「グダグダと当たり前のことを」などのご意見も

向上の糧になるのでいいのですが、

中に「笑った顔が気持ち悪い」だの「アほか、お前は」などあると、

いささかムッときます。

つまらん中傷にムキになると、

こちらまでつまらん人間になってしまいますし、

その対応にエネルギーを使うヒマはないので、スルーしますが、

そんなときに思い出すソクラテスのエピソードがあります。

 

ソクラテスの奥さん、クサンティッペは悪妻で知られています。

朝から晩まで亭主の稼ぎのなさをこぼしているクサンティッペを見て

「よくまああの小言に耐えられるね」

と友人が言うと、ソクラテスこう答えたといいます。

「水車の回る音も聞き慣れれば苦にならないものだよ」

 

またある時は、いくら愚痴っても馬耳東風で自分をあまり相手にしないので癇癪持ちの妻が

ソクラテスの頭に桶の水をぶっかけたことがありました。

その時の言葉も振ってます。

「雷の後にはいつも夕立と昔から決まっている」

 

これではケンカにはなりませんね。

悪口や罵倒は受け流すのが最善策ですが、

そこにソクラテスのようなユーモアある返しがあれば、さらにスマートです。

 

アーノルド・シュワルツェネッガーもおもしろいです。

カリフォルニア州知事選の演説中、

反対派閥の者から生卵をぶつけられたとき、

「次はベーコンも頼むよ」と切り返し、会場がドッとわいたそうです。

器の大きさを見せつけ、少なからず得票を伸ばしたのではないかと思います。

真似していきたいものです。

 

 

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