親鸞に学ぶ幸福論

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カエサルの洞察に人間の普遍性を見る

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【凡夫(1)】


人の上に立つ者は、「人」とはどんなものか、よく熟知していなければなりません。

「人」を知らずして、人を動かすことはできません。

 

カエサルは、ローマ軍を自らの手足のようにあやつり、

ガリア、ゲルマンの部族を次々と屈服させた希代の英雄ですが、

なぜローマの男たちはカエサルに命をあずけたのか。

なぜ彼はそれだけの人の心をつかみ、動かすことができたのか、

その理由をさぐるとき、カエサルの冷徹ともいえる人間洞察があったことが、

彼の遺した言葉の数々からうかがえます。

いくつか紹介しましょう。

 

○人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない

○苦境は、友を敵に変える。

○人は感情が支配するようになれば、決定を下すのは感性で、理性のたち入るすきはなくなる

○始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる。

○人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう。

○あせれば人は、ごく自然に以前の成功例にすがりつくようになるものである。

 

情熱的で、快活で、冗談も多く、

その磊落さで接する者は男でも女でも虜にしたといわれるカエサルですが、

その笑顔の奥には、客観的な冷めた目で周りを観察しているもう一つの面があったようです。

 

カエサルの時代から2000年以上経ち、科学が発展し、社会は激変していますが、

人間の本質的な部分は少しも変わっていないことが

彼の人間洞察の言葉の数々からも知られます。

 

 

 

 

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