親鸞に学ぶ幸福論

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医大の研修医に教えられたこと

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【精進(1)】


あることで医者に診てもらったところ、診察してくれたのが大学生の研修の医者でした。

その時感じたことを通してお話しします。

 

ご存じのように病院は待合室で長いこと待たされますので、手持無沙汰で何気なく「今週の○○科の担当医一覧」の表で、自分が診察されることになる医師を確認してみると、名前の横に(○○大学)とありました。

どうも診察してくれるのは大学生の研修医らしいとわかりました。

こういう制度もあるんだとその時初めて知ったのですが、呼ばれて診察室に入ると、確かに大学生っぽい風貌の医師です。

 

こちらが椅子に座る前から「○○です、よろしくお願いいたします」と初々しくあいさつしてくる姿が新鮮でした。

なんとなく私のイメージでは、医師は机のパソコンに向いていて、こちらが椅子に座って「よろしくお願いします」というと「はい」とぼそっと受けごたえして、その後の説明もぼそぼそっと始まるイメージがあったからです。

それからの説明もどこか気負いと緊張がある面持ちで説明してくれるのが気持ちよく、誠実さを感じ、慣れきった感のある医者より好印象を持ちました。

病気になったらこういう医師に担当してもらいたいなと思いました。

 

技術と経験も大事には違いないですが、人柄、好感度は大事だなあと、その研修医に教えられた思いがし、我身を振り返るご縁になりました。

私も仏教を伝える講師になってまもなく30年になりますが、慣れ切ってしまっているところがでてないかと、思いました。

若いときにはない経験値、対応も確かにできるようにはなりましたが、一回の講座のために何週間も前から丹念に準備して臨んだあのときの緊張感、気負いといったものは薄れていないか、大事なものを失ってしまってはいないか、と反省させられました。

 

 

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