親鸞に学ぶ幸福論

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2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オバマ大統領の広島訪問で思ったこと

アメリカ大統領は、 どこへ行く時も手放さない黒い鞄があり、 その中には、核攻撃に許可を出せる道具が入っており、 不測の事態に対応できるようになっています。 オバマ大統領の広島訪問時にも その鞄は確認されています。 核ミサイルのボタンを押せる重責…

千日の稽古を鍛といい、万日の稽古を練という

■「千日の稽古を鍛といい、万日の稽古を練という」 これは剣聖とうたわれた武蔵の言葉です。 何か習い事をすると、 基本に忠実に、丁寧に、作法を守って・・・と 徹底的に型を教えられます。 窮屈な感じしますが、やはり大事なことなんですよね。 ■はじめて…

「出息入息不待命終」の仏説を軽んずる人

【出息入息不待命終(2)】 逃げ出した万引き犯人を捕らえようとして 逆に胸を刺されて殺された32歳の店長がいました。 店長のお父さんが駆けつけた時はすでに死亡していました。 「息子の顔は“えっ、おれ、こんなところで死んじゃうの”と いう顔をしていま…

「出息入息不待命終」は脅しなのか

「出息入息 不待命終」 (しゅっそくにゅうそく ふたいみょうじゅう) というお経の一節があります。 「出る息は入る息を待たず、命終わる」 と読みます。 吸った息が吐き出せなければ、 吐いた息が吸えなければ、 その時が、死ぬ時です。 吸う息、吐く息と…

人生で本当に向き合わねばならない究極の大事とは

■毎年、年末になると、10大ニュースが発表されます。 今年はどうなるでしょうか。 熊本地震は10大ニュースに入るかと思いますが、 今年、もっと大きな自然災害だって起きるかもしれません。 ■「あなたの人生」に起きた10の大事件といえば、なんでしょ…

映画「なぜ生きる」もう観られましたか

映画「なぜ生きる」を観てきました。 このメルマガで感想を語れば どれだけ回数を重ねても語り尽くせぬほどありますが、 今、素朴に思うのは、この映画を観られて このメルマガを読んでおられるみなさんは どう思われるだろうかなということです。 私がこの…

仏教を伝えるのはいつの世も難しい

朝食とりながら 朝のニュースを流し見していたら、 女優の二階堂ふみが 「私の中では女子高生最強説というのがあって」 と言っていたのが耳に入ってきました。 21歳の彼女の世代がふだん使う言葉遣いだと思うのですが、 こんな言い方、よく聞きますし、 こ…

太宰治が佐藤春夫に書いた手紙がちょっとショック・・失望の声相次ぐ

太宰治が芥川賞選考委員であった佐藤春夫に、 芥川賞を泣訴する手紙を書いています。 「第二回の芥川賞は、私に下さいまするやう、 伏して懇願申しあげます」 「佐藤さん、私を忘れないで下さい。 私を見殺しにしないで下さい」 などと切迫した心情がつづら…

認められたいの正体をブッダが暴く

【名誉欲(2)】 ■目立ちたい、賞賛されたい、大事にされたい、 自分の才能や努力を知ってもらいたい、という人間の欲求を 仏教では「名誉欲 」といいます。 仏教で、食欲、睡眠欲などと並んで 人間の五欲 の一つに挙げられているところからもわかるように…

カーネギーは人が名誉欲の塊であることをよく知っていたのだろう

■「オレはあいつより勝っている」と思いたいのが、人間です。 思いたいだけでなく 「あいつ」にもそれを思い知らせたいと思っています。 さらに「あいつ」だけでなく、 周りの人にもそれをわからせたいと思っています。 これは大変強い私たちの渇望です。 ■…

ブラックジャックに教わった、人としてあるべき姿

年始より、2台分の自動車税と自動車保険、車検代が相次ぎました。 車はお金かかりますね・・・。 遠出する時なんか楽だし、電車より安いし、 便利だな、と重宝しますが、 払う段になると、車に不満が出てきて、手放したくなります。 勝手なものだな、と自分…

女子高生のホーム自殺を止められる大人とは

■「人生とは自転車のようなものだ」 と言ったのはアインシュタインです。 倒れないようにするには走らなければならないということ。 親鸞聖人は 「人生は苦しみの波の絶えない海のようなものだ」 と教えられています。 溺れないように、泳がなければならない…

すべての人が見過ごしがちな「運命」とは

「これも運命なのか」 「運命を受け入れるしかない」 何か「運命」と聞くと、 ベートーベンの交響曲に代表されるような、 衝撃的なことが人生に起きた時に使われます。 しかし考えてみれば、「運命」とは、 必ずしも私たちにとって 悪いことが起きたときの言…

非僧非俗と誇り高く宣言された親鸞聖人

【非僧非俗(5)】 親鸞聖人がご自身のことを 「僧に非ず」と仰った御心について話をしてきました。 では、親鸞聖人は俗人なのか、というと 「俗に非ず」と宣言されています。 親鸞聖人は法施による財施のみで生きられた方です。 「法施」とは、仏法を施す…

聖徳太子が尊敬せよといわれた僧侶とは

先回まで3回にわたって、 「僧に非ず」と言われた御心について話をしてきました。 では次に「俗に非ず」とはどういうことでしょうか。 親鸞聖人は、肉食され、家庭を持たれたのだから、 俗人として生きられたのではなかったのか、 なぜ「親鸞は俗人ではない…

「これなお師教の恩致なり」と越後に赴かれた親鸞聖人

親鸞聖人は35歳の時、越後に流刑にあわれました。 この時聖人は、僧籍を権力者によって剥奪されています。 しかし、そのことを聖人は、まったく恥じておられません。 それどころか、当時、権力者の保護の元、 僧侶とあがめられる者たちへどんなお気持ちで…

親鸞聖人が自らのことを『非僧非俗』と名乗られた理由

「非僧非俗」について何回かのシリーズで書こうとしてますが、 ちょっと専門的な内容になってくるので、 難しく感じられることを恐縮にも思います。 人は親鸞聖人のことをほめたり、そしったり、いろいろですが、 ご自身のことをどう思っておられたか、 この…

親鸞聖人はなぜ自らのことを「非僧非俗」と言われたのか

【非僧非俗(1)】 親鸞聖人は自らのことを「非僧非俗」と明言されています。 「僧に非ず、俗に非ず」と読みます。 「俺は僧侶ではない」と仰言っています。 では俗人かといえば 「俗人とは違う」と仰です。 仏教では「人々」を「僧俗」あるいは「道俗」と…

人生で失敗するときは、たいていこんな時

2日間にわたって、苦しい時は気を付けよという話をしましたが、 また同時に気を付けなければならない時がもう一つあります。 それは物事が上手くいっている時です。 成功した時、褒められた時、大金を手にした時など、 舞い上がるような事態は気を付けねば…

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