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親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

すべての人が最優先して対策を立てなければならないことを教えられたブッダ

【後生の一大事(1)】 「ひょっとしてあのメール、浮気じゃないかな」 「それはお前の杞憂だよ」 と使ったりする「杞憂」とは、 「無用の心配、取り越し苦労」を指す言葉です。 昔の中国、杞の国に、天が崩れ落ちるのではと心配した男が、 夜も眠れず、ご…

なぜ生きる、を忘れる人間とは

【出世本懐(1)】 親鸞聖人が教えられたことは「なぜ生きる」一つでした。 「なぜ」も「生きる」も小学1年生でも知る日本語ですが、 この二つの単語がくっついて 「なぜ生きる」という一つの文章になると、 とたんに大の大人でも言葉の意味を誤解しますの…

必ず死ぬのになぜ生きる、と警鐘乱打する親鸞聖人

【難度海(1)】 仏教では、人生を「海」にたとえられます。 私たちは生まれると同時に、 果てしない大海のど真ん中に放り出されたようなものです。 生まれ落ち、オギャーと泣いたその時が、大海に放り出された時。 そこから私たちは、人生の海を泳ぎ始めま…

浦島太郎の謎を仏教の観点から解く

【虚仮(4)】 仏教で教えられる「虚仮(こけ)」について回を重ねました。 「自分のことくらい自分が一番よく知ってるさ」と みな思っていますが、 実は分かっているのは、自分のほんの一部であり、 他人も自分も知らない本性が隠れていると 仏教では説か…

人生初デートでの赤裸々な心の告白

【虚仮(3)】 以下は仏教講座に来た大学生の青年が語ってくれたことですが、 その話が赤裸々だったのと、 よく心を見つめているなあと感心したので、心に残っています。 彼女いない歴=自分の年齢だった当時の彼が、人生初デートで、 彼女とご飯を食べた時…

あなたは肉を食べないのか、という質問に答えます

【虚仮(2)】 先日、牛の畜産を通して話しをしましたが、 我ながら、ちょっと乱暴な書き方だな、 何を言わんとしているか、もっと鮮明にした方がいいかなと 思いつつも、配信してしまいました。 すると何人かの方より、やはりご意見、ご質問をいただきまし…

優しい気持ちの中にも、恐ろしい心が混じっている

【虚仮(1)】 和牛の高級ブランド「松坂牛」は、美味しい霜降り肉にするために、 畜産農家が牛にビールを飲ませるのは、よく知られています。 他の生産地でも、美味しい牛肉にするために、 有機で健康的な飼料にしたり、ブラシをかけたり、 牛がストレスを…

与えることだけを考えられた阿弥陀仏

【摂取不捨(1)】 昨年末の大掃除では思い切っていろいろ捨てて、 部屋の中がすっきりしました。 整理整頓の「こんまり」さんの、 「ときめかなかったら捨てる」を見習い、どんどん捨てました。 その時思ったことですが、 私たちは日頃いろいろなものを捨…

人間関係をよくする「シーソーの法則」とは

【自利利他(2)】 「シーソーの法則」をご存知でしょうか。 シーソーの中央に一個のボールがあります。 そのボールをこちら側に引き寄せるにはどうしたらいいでしょう。 【向こうを上げて、こちらを下げる】ことです。 コロコロとボールはこちらにやってき…

どうしたら分かってもらえるか、という思いを捨ててかかると、思わぬ世界が開ける

【自利利他(1)】 「どうしたら、わかってもらえるのか」 「どうしたら、認めてもらえるのか」 と悶々とすることは私たちによくありますが、 こういう悩みは、悩んだ割には、 あまり生産性がないことが多いようです。 そもそも悩んだところで、どうにもな…

どんなおしゃべりな人でも、心に秘密の蔵を持っていると説く仏教

【独生独死独去独来(4)】 どんなにおしゃべりな人でも 本当に自分に都合の悪いことには、口が固いものです。 ときに、自分の欠点や失敗話をさらすことはあっても、 そこはちゃんと計算済みです。 「こんなに謙虚なんですよ」の自己アピールでしょう。 「…

「この人は理想のパートナーだ」と人が思う瞬間とは

【独生独死独去独来(3)】 「理想の女性は?」という談義になると けっこうみんなスラスラと自分の意見を言います。 このテーマは、定型文のように、 自分の中で答えを決めているんでしょうね。 よくある想定内の会話なのでしょう。 しかし男性でも、女性…

親は子供の住んでいる世界をのぞき見ることさえできない。カルマの生み出す世界とは

【独生独死独去独来(2)】 「夫は夫の生み出した世界に住んでいる。 妻は妻の生み出した世界に住んでいる。 同じ屋根の下で暮らしていても、世界は違う」 先回、そんな話をしましたが、これを仏教では 『業界(ごうかい)』といいます。 『業』とはインド…

妻なんかオレの気持ちを分かりっこない

【独生独死独去独来(1)】 仏典に『独生・独死・独去・独来』 (どくしょう・どくし・どっこ・どくらい) (独り生まれ、独り死す、独り来たりて 独り去る) とあります。 「人間はみな生まれてから死ぬまで連れのない一人旅だ」 と釈迦は説かれています。 …

今村復興相の辞任に「楽は下にあり」を思う

【娑婆(1)】 復興相が「東北でよかった」との発言の責任を取り、辞職しました。 前後の文脈からすると 「首都圏で震災が起きたら、より甚大な被害だった」 と表現したかったのでしょうが、 一部分だけ切り取られて問題にされ、世間中から 「恥ずかしい」…

今、東アジアで最も緊張にさらされているのは、金正恩だろう

【生死の一大事(1)】 緊張するにらみ合いが長期化しそうな東アジア情勢ですが、 おそらく他の誰よりも、最も緊張を強いられているのは、 北朝鮮の指導者、金正恩ではないかと想像します。 米軍は、金正恩が極秘に転々とどこへ場所を変えようとも、 すべて…

この4月、怒濤の運命に翻弄されている人に釈迦の智恵を

【日々是好日(6)】 仏教では日の善悪は問わない、『日々是好日』と説く、 と5回にわたって、話をしてまいりました。 今までのことをふまえて、 今日はある浪人生の独り言を紹介しましょう。 (フィクションです) ===== 《8月1日》 今日の予備校の…

挫折、失敗したときに知っておきたい釈迦の智恵とは

【日々是好日(4)】 「しまった!」 仕事で大きな失敗をして、顔面蒼白になる時があります。 ミスの報告に身の縮まる思いをし、お詫びと対処に追われ、 人のせいにして腹を立てたり、自己嫌悪で落ち込んだりと、 そんな「最低」な一日が終わり、自宅に帰れ…

「ホイップクリームの法則」から、仏教の「日々是好日」を語る

【日々是好日(4)】 努力しても結果がついてこない。 誠意をもって接していても、分かってもらえない。 「なんで自分はうまくいかないんだろう」と くじけそうになる。 そんな時は、誰にでもあります。 そこに「ここ3年間は大殺界だから何をやってもだめ…

戦は事前工作で決まるという秀吉の信念

【日々是好日(3)】 【まかぬ種は生えぬ】 【まいた種は必ず生える】 一貫した因果の道理に貫かれている仏教は 日の善悪や方角で運勢が決まると語るのを 一切迷信だと一刀両断します。 『如来の法の中に吉日良辰をえらぶことなし』(涅槃経) 仏教は日の善…

日々是好日という仏教の言葉の意味とは

【日々是好日』(2)】 「大安」「仏滅」「友引」などの「六曜」が、 たいていのカレンダーに記載されているのは、 それだけ日の善悪を気にする人が多い表れでしょう。 中には、引っ越し、納車、宝くじを買うのも、 大安の日をわざわざ選ぶ、という人もあり…

やはり結婚式に大安吉日がいいのか、お釈迦さまに聞く

【日々是好日(2)】 たいていの日本のカレンダーには 「大安」「先負」「仏滅」などの「六曜」が記されています。 「結婚式は大安がいい」とか 「友引に葬式してはいけない」とか、 日本の習わしになっています。 結婚式場も「大安」は混みますし、 大安で…

波平の「バカモン!」と、それを受け止めるカツオの健全な関係

【慈悲(3)】 『サザエさん』では、波平がいたずらしたカツオに 「ばかもん!」と叱りつけるシーンはおなじみですが、 先週『サザエさん』を何気なく観ていたら、 波平が、カツオを叱りすぎているのではと反省し、 叱らないようにしたところ、カツオが 「…

なぜ慈悲の教えである仏教に、恐ろしい形相の仁王があるのか

【慈悲(2)】 寺の門の両脇に立つ仁王像は、身震いするような激しい形相です。 「慈悲の教えである仏教になぜこのような」と思われるでしょうが、 じつは仏の慈悲の一つの現れとして、仁王像は彫られます。 仁王は、衆生の迷いの心を叱り付けている姿なの…

観音菩薩とは、どんな菩薩なのか

【慈悲(1)】 仏教に『慈悲』という言葉があります。 『慈』とは、「抜苦(ばっく)の心」 苦しみを抜いてやりたい、という心です。 『悲』とは、「与楽(よらく)の心」、 喜んでほしい、楽しませたい、という心です。、 苦しんでいる人を放っておけず、 …

その人の今に、その人の過去の生き様がにじみ出る

【精進(3)】 私は中学、高校とテニス部でしたが、対戦相手と試合する時、 試合がまだ始まらなくても、 ボールをぽーんとこちらのコートに返すしぐさ一つで、 サーブを待つときのポーズ一つで、 「やべー、強いな」とピンときたものです。 何にでも長期に…

ミケランジェロ「天才」の名声に隠れているものとは

【精進(2)】 ■ミケランジェロは、歴史に残る彫刻や絵画を多数残した、 まさに「天才」と呼ぶにふさわしい芸術家ですが、 こんな話があります。 ある日、彼のアトリエを訪れた友人に、制作中の石像を指して、 「ここを見てごらん。少し深く彫ってみたんだ…

セレンディピティは、やっている人に顔を出す

【精進(1)】 ノーベル化学賞を受賞した鈴木章さんが 「何もやらない人は セレンディピティに接する機会はない。 (※セレンディピティ…価値ある発見をする能力のこと) 一生懸命やって、真剣に新しいものを見つけようと やっている人には顔を出す」 とイン…

好き同士になったり、ケンカする仲になるのは、深い縁のある人と説かれている

【縁(3)】 今、あなたの隣の人。 どうしてその人は、そこにいるのでしょう? 隣の人は好きな人ですか。それとも嫌いな人ですか。 何であなたの隣は、その人なのでしょう。 70億の人がいるのに、今、なぜその人が自分の隣にいるのか。 『袖触れ合うも多…

人生に好きな人と嫌いな人が現われる理由とは

【縁(2)】 どんな人にでも、好き嫌いはあります。 教師にも、担当のクラスの生徒に好き嫌いはあるでしょうし、 職場の上司も、気が合う部下と、気が合わない部下はあるでしょう。 もちろん教師と生徒の間でも、会社の組織でも、 好き嫌いの感情をあらわに…

夫婦は過去世、仇同士だった?

【縁(1)】 「袖(そで)触れ合うも多生の縁」ということわざがあります。 電車やバスで、たまたま隣に座った見ず知らずの人と 袖や肩が触れ合ったりすることがあります。 偶然に、そうなったと思われるでしょうが、決して偶然ではなく その人と過去世から…

謝罪する人は損するようで得をしている、と説かれた釈迦

【禅定(1)】 仏教で教えられる六度万行の一つに『禅定』があります。 「禅」は「しずめる」、「定」も「定める」こと。 散乱する自分の心をしずめ、定めることをいいます。 人のことばかり「あいつが悪い」と非難する心をしずめ、 自分の問題点や失態を反…

忖度って何?と頭抱える外国人記者を何とするか

【出世本懐(1)】 「忖度(そんたく)」という言葉が、話題です。 外国人への記者会見で籠池理事長が 「口利きはなかったが、忖度はあったと思う」 と発言したことから、 「What is sontack?」となってしまった、というもの。 日本人でもあまり使わない言…

「もっと信心しなさい」と口にする宗教はごまんとある

【信心(1)】 宗教の教祖や古参の信者が、信者に幸福なことがあると、 「信心しているおかげだよ、よかったねえ」と言います。 一方、不幸なことがおきると、今度は 「信心が足りないからこうなったのだ」と言います。 あるいは「信心しているから、それく…

真田昌幸の嘆きにショーペンハウエルの言葉を思い出す

【有無同然(1)】 昨年の大河ドラマ「真田丸」で、草刈正雄扮する真田昌幸が、 秀吉の家臣となり、秀吉やその側近の顔色を窺う日々に嫌気が差し、 「信濃の国衆と共に、北条や武田と渡り合った日々は、 明日をも知れぬ命だったが、あの時の方がよかった」 …

おカネはあの世に持っていけませんからね。残酷なものです

【出世本懐(1)】 かつて日本国内の長者番付で上位に入った不動産会社の社長は、 70歳を過ぎてからこんな思いを抱くようになったと、 雑誌社の取材で答えています。 「70歳を過ぎた瞬間に、すべてが虚しくなりました。 自分の人生を振り返って、人間と…

暗殺をずっと恐れていた金正男氏の心境を仏教の視点から語る

【無常の虎(1)】 マレーシアで暗殺された金正男氏は複数の友人に 「いつ殺されるかも知れない」 「弟は私を殺そうとしている」 と何度か漏らしていたといいます。 7年前にも、北京で北朝鮮の工作員に襲われていますが、 その時は間一髪で難を逃れて未遂…

北朝鮮のミサイルのニュースから仏説を憶う

【出息入息不待命終(1)】 北朝鮮の在日米軍を標的にしたミサイル発射実験や、 相次ぐ恫喝まがいの声明に、 東アジア情勢が緊張してます。 このたびのミサイル実験でかかった経費が 一説には900億円ともいわれています。 国民が飢えようがお構いなしに…

なぜ仏教は本当の自己の姿にこだわるのか

【法鏡(3)】 お釈迦さまは「仏教は法鏡なり」と説かれています。 「法鏡」とは、「真実の姿を映す鏡」ということです。 「常に欲と怒りの心に振りまわされていること」 「いつ死ぬかわからぬ、はかない命であること」 など仏教で赤裸々にされる人間の本当…

仏教でなぜ「本当の自分とは何か」が徹底して教えられるのか

【法鏡(2)】 仏教には、諸行無常(すべてのものは続かない)とか 煩悩(欲や怒りやねたみの心)など、 人生の実相や人間の本当の姿について 懇切丁寧に教えられています。 よって仏教を伝えるこのメルマガ・ブログも、 続けて読まれている方はよくご存じ…

我が身知らずも甚だしいと説かれる釈迦の教え

【法鏡(1)】 仏教は「私とは何か」に迫る教えです。 『法鏡』といわれる所以です。 「私とは?そんなもん。。。 自分のことくらい自分が一番よく知ってるさ」 と一蹴する人もあるかもしれません。 「別に他人に聞かんでも自分のことでしょ? 自分以上に知…

2時間で引きこもりを治す“奇跡のおばちゃん”に物申す

【出世本懐(1)】 「バカヤロー!!」 「甘えるな!!」 「ふざけるな!!」 学校に行けなくなった子供をどなりつける。 親にも、「子供になめられてるんじゃねー!!」。 2時間で引きこもりを治すという、 通称"奇跡のおばちゃん"の荒療治です。 彼女の…

好きなことを仕事にできたら幸福だと思っている人の見落としていることとは何か

【有無同然(3)】 「人生の目的は何ですか?」と尋ねられた時、 「好きなことをすること」と答える人は多いです。 特に、好きなことを仕事にできたら最高だ、 と思う人が多いようです。 どんなに稼げても、不快で辛いだけの仕事なら、 それは誰だって嫌で…

銀河鉄道999で理想郷だと思った星があったが、その星の住人は幸福ではなかった

【有無同然(2)】 松本零士のマンガ『銀河鉄道999』は、 鉄郎が謎の女性メーテルとともに、 不老不死の機械の体をくれるという終着駅(幸せ)を 目指すというストーリーです。 その中にこんな話があります。 そこは科学文明がめざましく発達した国です…

ジョン・レノンの苦悩を仏説から読み解くと・・

【有無同然(1)】 ビートルズのジョン・レノンは、 苦しい胸のうちをこう述懐しました。 「有名になれば、自分の思いどおりに活動できると思っていた。 気づいたら……自由は完全に奪われてしまっていた」 無名の時は、有名になれば自由になれると思い、 有…

ドストエフスキーが『白痴』で論じている「死の恐怖」とは

【生死の一大事(3)】 「死は一瞬だから怖くない」 「肉体の苦痛がなければ、死は恐ろしくない」 という人があります。 痛みを伴わず死ねるという点で、まことに人道的なものに、 実は「ギロチン」が挙げられます。 このギロチンを考案したのは、ギロチン…

自殺の直前まで、死は正体を隠す

【生死の一大事(2)】 ある女子高生が7階建てのマンションから飛び降りました。 いじめを苦にしての自殺決行でした。 遺書を残しましたが、そこにはよくあるような、 いじめた級友への恨み言などはなく、 ただ両親へのお詫びの言葉と、 「永眠したい」と…

死ぬと肉体はなくなるが、問題は「私」がどうなるか、だろう

【生死の一大事(1)】 「生あるものは必ず死に帰す」 誰でも知っていることです。 死という壁にいつか必ずぶつかるということ。 私たちは死の壁に向かって 目隠しして走っているようなものといえましょう。 ではその壁にぶつかった、その向こう側は どうな…

弁円の恨みとねたみが、懺悔と転じて明法房となる

【愚痴(4)】 「釈迦にダイバ、親鸞聖人に弁円」という言葉があります。 釈迦や親鸞聖人のような徳の高い方でも、 誰もが尊敬したのではない、 中にはお釈迦さまを害せんと画策したダイバ、 親鸞聖人の命を付け狙った弁円のような者もありました。 ダイバ…

旧約聖書にあるカインとアベルの話を仏説から紐解いてみる

【愚痴(3)】 仏教で三大煩悩の一つに数えられる愚痴(ねたみ、そねみの心) について話を続けています。 先回、ねたみの心は身近な人に対して起きる、と話しをしましたが、 そういう点からすると、兄弟は物心つくときに最初に感じる ねたみ、そねみの対象…

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