親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

生きる意味が感じられないままでいいのかと問う森鴎外

【出世本懐(1)】 以下の文章は明治の文豪、森鴎外の言葉です。 ーーーーーーーーー 一体日本人は生きるということを知っているだろうか。 小学校の門を潜〔くぐ〕ってからというものは、 一しょう懸命にこの学校時代を駈け抜けようとする。 その先きには…

カヌー日本代表候補だった鈴木康大選手がいつの日か新生する可能性とは

【因果の道理(1)】 カヌー選手日本代表候補による禁止薬物混入事件が世を騒がせています。 ドーピングで失格になったアスリートは今までもたくさんいましたが、 他の人をドーピングで陥れようとしたのは、前代未聞です。 犯人の鈴木康大選手は、小学校低…

自覚なしに多くの人を傷つけたり、苦しめたりしている人間の実態について

【罪悪(1)】 水芭蕉で有名な尾瀬でサ-クルの合宿に行ったときのことです。 洗濯の際「市販の洗剤を使わないでください」とペンションの人から言われました。 地域の人が水芭蕉の咲くきれいな湿原を守るために、 自然に害を及ぼす市販の洗剤は使わないよ…

夫婦げんかがなくならない意外な原因とは

【瞋恚(1)】 NHKのアンケート調査によると、夫婦ゲンカの原因は、 家事のしかたや、ちょっとした物の置き場所など、 ささいなきっかけが多いとのこと。 ある夫婦が離婚に至ったけんかのきっかけは 「夫の靴下の脱ぎっぱなし」だったそうです。 たかが…

自分は精神的に大人になったか、まだガキのままか、わかる方法

【布施(1)】 『布施』とは仏教の言葉で「親切」のことです。 昔のインドの言葉では「ダーナ」といい、 漢字を当てて「檀那(ダンナ)」と書くこともあります。 「うちのダンナ、休日はごろごろしてばかりで」 と妻から言われる夫ですが、 本来「ダンナ」…

「君たちはどう生きるか」のジブリと「君たちはなぜ生きるか」の親鸞聖人

【人身受け難し(1)】 「君たちはどう生きるか」という小説を年末に読みました。 ○引退を撤回して宮崎駿が最後に制作する長編ジブリ映画の原作 ○原作がマンガ化され、全国の書店で売り上げ1位を記録したこと この二つも私が関心を持って読んだ理由に挙げら…

恋の終わりは心の変化のタイムラグが原因

【諸行無常(1)】 「僕には君が必要なんだ」 「あなたでないと、私はダメみたい」 ドラマに出てきそうなセリフです。 本当に好きな人にこう言われたら、舞い上がってしまうでしょう。 しかし世は無常です。 いつまでも相手が自分を好きなままでいてくれる…

やりたいことが見つからないことに劣等感を持つ必要はない

【出世本懐(1)】 「やりたいことが見つからない」という10代の若者の声をよく聞きます。 子供はあらゆる場面で、大人から 「将来の夢は?」「何になりたいの?」と定番で聞かれるので、 これまた定番の答えを用意しています。 小さいときは、それもたわい…

インスタ映えの投稿ができる人とできない人の違いから、仏教を語る

【業界(1)】 昨年の流行語大賞は「インスタ映え」でした。 旅行では「インスタ映え」画像を求めて、みな目の色を変えています。 それでも「こんなところに行きたいなあ」と多くの人が心を動かされるような 「インスタ映え」画像を次々と投稿できる人もあ…

「富岡八幡宮で初詣って、実際どうなる?」の論議に一言

【鬼神(1)】 東京の富岡八幡宮で宮司の女性が、実の弟に 日本刀で斬殺される事件が起きました。 犯人である弟は姉を殺した後、自分の妻も殺し、 自らも八幡宮の境内で自殺しました。 年の瀬を前におこったセンセーショナルな事件は、世を騒然とさせました…

脳科学や心理学をどれだけ学んでも、やはり好転できない人間関係がある

【業(ごう)(1)】 精神科医は「結婚すると豹変する人の心理的特徴」を述べ、 心理学の教授は「男女の嫉妬の違い」を解説し、 脳科学者は「イライラの発生」を分析してみせます。 それらの人の主張は、それはそれで正論に聞こえますし、 彼らの学説によっ…

最澄や空海の教えと浄土真宗の違いとは

【慈悲(1)】 今年の流行語大賞には選ばれませんでしたが、 政界、日本全体へ与えた影響という点でいえば、多大であり、 言葉の持つ影響力の強さを思い知ったのが、 小池都知事の発した「排除」という言葉でした。 実に冷たい、傲慢な響きのある言葉に、世…

良い縁を選ぶために、今すぐできることとは

【因縁(3)】 何年か前、ある女性芸能人が覚せい剤常習の男と結婚し、 自分も覚せい剤に手を染めるようになり、 ある日、夫婦そろって覚せい剤使用が発覚し、逮捕されるという事件がありました。 夫が覚せい剤常習者だった場合、奧さんがいくら手を出さな…

プロポーズされたとき、一番考えなければならないこととは

【因縁(3)】 29歳の女性の方から、こんなお尋ねがあったことを先回お話ししました。 ======最近、プロポーズされました。仕事も辞めたかったのと、年齢のこともあり、ホッとうれしい思いもあった反面、本当にこの人でいいのか、後悔しないかと躊躇…

結婚相手を選ぶのにかなり真剣だったのに、それでも失敗する人とは

【因縁(2)】 29歳の女性の方から、こんなお尋ねがありました。(匿名のため、一部、変更しています。) ======最近、プロポーズされました。仕事も辞めたかったのと、年齢のこともあり、ホッとうれしい思いもあった反面、本当にこの人でいいのか、…

「なんで私の親はこの人なんだろう」「なんでこの子は私の子として生まれたんだろう」

【因縁(1)】 「子供は親を選べない」とはよく言われますが、 「親も子供を選べない」とも言えます。 夫婦はお互いが選んで一緒になった仲ですが、 親子の仲は、深い過去世からの因縁によって生じます。 しかもこの運命的な出会いで始まった親子関係からは…

2000年以上にわたって語り継がれるローマの英雄スキピオの言葉に仏教を見る

【諸行無常(1)】 仏教に『諸行無常』という言葉があります。 『諸行』とは、すべてのもの。『無常』とは、続かないこと。 この世の一切は続かない、移ろい変わっていく、ということです。 いま私は自分の家でパソコン使ってこの文章を書いていますが、 こ…

夫婦関係には完成形もなければ、ゴールもない、と覚悟すべし

【和するをもって貴しとす(1)】 アメリカ最高齢の離婚は、 アイダさん91歳、サイモンさん97歳での離婚です。 報道によれば、アイダさんは「もうこれ以上耐えられない」とコメントしたそうです。 「夫婦の仲に完成なし、死ぬまでお互い大事に築き上げ…

執筆者だって「書く」ことは「恥をかく」ことだと思っているのだ

【さらに私なし(2)】 先回、「もっと自分の思いや体験談を交えて書いたらいいのに」というご意見への 自分の思いを書きましたかところ、何人かの方からメッセージをいただきました。 それを読ませていただき、少し言い足りないことがありましたので、 今…

菊谷が自分のことを語るのをためらう理由とは

【さらに私なし(1)】 先日、私のメルマガを読まれた方からアドバイスをいただきました。 ーーーーーーーーー最後に、こうしたら良いのではないかということを書かせていただきたいと思います。菊谷さんは、このメルマガを、仏教の教えを伝えるという目的…

自分の人生は自分で責任を持ちなさい

【自業自得(3)】 過去2回にわたって、「人生は選択の連続である」と話してきました。 自分の人生は人に決められていると思っている間は 苦しいことがあれば、人のせいにします。 ところが、すべては自分が選択した結果だと覚悟を決めると、 人のせいには…

自由という言葉の語源は仏教だった。その意外な意味とは。

【自業自得(2)】 やりがいのない、つまらない仕事に不平を持ち、 会社をうらみ、上司を憎む人があります。 しかし今そういう立場でそういう仕事をしているのも、自分の選択の結果です。 その仕事、職場を選んだのは自分ですから、己のまいた種の結果です…

こうなったのは誰のせいでもない。これからだって己の選択にかかっている

【自業自得(1)】 人生は選択の連続です。 目覚まし時計で目を覚ませば、一日のスタートから選択が迫られます。 布団から出るか、それともそのまま布団で寝続けるか、という二者択一です。 その後も、朝ご飯は食べるかどうか、食べるとしたらパンかご飯か…

江戸時代では、40歳を過ぎれば、「翁」と呼ばれる人生の円熟期だった

【常行大悲(2)】 江戸時代の武家は40歳を過ぎると、家督を息子に譲り、 息子が出仕して、自分は隠居し、「翁(おきな)」といわれました。 40歳を過ぎた西郷隆盛のことを西郷翁と呼びましたし、 桃太郎などの昔話に出てくるお爺さんお婆さんも、 40…

老人性うつが蔓延している

【常行大悲(1)】 東京で仏教講座をしていたとき、70歳を過ぎた年配の方が、 「カネがどんどん減っていき、不安で仕方がない」 「予期せぬ出費で悠々自適の老後にはほど遠い」 と不安を訴えてこられたことがありました。 医療費、介護費など出費がかさみ…

「青鬼」「青龍」とは、仏教では何を指しているのか、

【仏願(3)】 『仏願(ぶつがん)』とは「仏の願い」です。 仏の願いは、私たち人間の願いとは違います。 どう違うのでしょうか。 人間の願いは 「カネがあれば、あの車買えるのに」 「かわいかったら、あの人も振り向いてくれるのに」( 「才能があったら…

願いがかなったのに、なぜ心はこんなにも寂しいのか

【仏願(2)】 「人間は自分の願いがかなっても、幸福になれない存在だ」 と、驚くべきことを釈迦が説き明かされていることを、 過去3回にわたって述べてきました。 「願い」とは「将来の夢」であり「目指す目標」です。 夢や目標を持つことが大事だとみな…

なぜこんなに熱心に神社に詣っているのに、幸せになれないのか

【仏願(1)】 『仏願(ぶつがん)』とは「仏の願い」のことです。 仏の願いを私たちの上に満たすことを目的に 釈迦が説かれた教えが仏教です。 仏教は、私たち衆生の願いを満たすための教えではありません。 それは衆生の願いをかなえても、衆生は幸せにな…

ドラえもんがいたって、幸福になれるかというと、話は別だ

【流転輪廻(1)】 先回『ドラえもん』が訴えかけているのは、 「人間の願いはたとえかなっても、幸せにはなれない」 という、哲学的なテーマだと話しをしました。 「あんなこといいな、できたらいいな♪」の、 のび太の、まことにわがままな願いを、 ドラえ…

ドラえもんによって心の深部に潜む醜いものが暴露されてしまう

【意業(1)】 「あんなこといいな、できたらいいな♪」の歌で始まる『ドラえもん』。 のび太の願いをドラえもんが次々と 未来の道具でかなえてくれるストーリーですが、 その結末は「たとえ願いが満たされても幸せにはなれない」 という、とても哲学的な示…

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