親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

定年退職した後に襲う寂しさ、むなしさ

【人身受け難し(1)】 名古屋で仏教講座をひらいた際のことです。 おだやかな笑顔が印象的な、紳士というイメージがぴったりくる50代の男性が参加されました。 ネット上の講座案内にあった「なぜ生きるのか」の一言が気になったそうです。 どうして気になっ…

哲学者・三木清は、浄土真宗の信仰によって死んだか

【親鸞聖人(1)】 こうしたメルマガにせよ何にせよ、情報発信している人は、 聞き手、読み手の心を考えて言ったり、書いたりすることに努めているものです。 私も文章を書きながら、読み手のことを考えます。 読者から「それでもか」との声も飛びそうですが…

一切は自因自果、自業自得。相手を罵るな

【因果の道理(3)】 「あの女のせいでオレの人生、無茶苦茶にされた」 と離婚した妻のことを悪し様に罵る男がいます。 母親に、いかに自分の妻が悪かったか、を延々としゃべり、 聞く母親も母親で、「お前が気の毒だ」と一緒になって元妻を罵る。 こんな会…

うらむ心を「回れ右」すると、人生は一変する

たいてい人は左遷させられたり、閑職に回されると 「オレがこんな目に遭うのはあいつのせいだ」と誰かをうらみ、 仕事にもやる気を失い、投げやりになるものです。 仏教は、こんな時、いや、こんな時だからこそなお、 一切は自因自果と説く因果の道理を深く…

自因自果の智恵と他因自果の愚痴

【因果の道理(1)】 仏教で『他因自果』と『自因自果』という言葉があります。 『他因自果』とは、 他者(自分以外の誰か、何か)が原因で、 自分に幸・不幸の結果が起きる、ということ。 『自因自果』とは、 自分のやった行いが、 すべて自分の幸・不幸と…

「みんな言っている」には気をつけよう

【悪口(1)】 「あの人のこと、みんなそう言っているよ」 こういう言い方は悪口の常套文句です。 気をつけて聞かねばなりません。 よくよくその人の言う「みんな」を検証してみると、 その人の友人の○○さんと△△さんだけだった、 ということがよくあるので。…

「生きるために生きている」我々人間の哀れさ

【出世本懐(1)】 生きるのは大変です。 生きるときの基本となる「衣食住」を確保するには、まず先立つ物はおカネです。 カネがなければ服も買えない、 栄養のあるものが食べられない、 家賃も払えない、 生活には、とにかくカネが必要です。 カネを手に入…

人生100年時代の大いなる錯覚

【人身受け難し(1)】 最近よく「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。 今年の流行語ワードに選ばれるのではないか、という勢いですが、 つい2,3年前にはこんな言葉は聞かなかったように思い、 いつ頃から言われるようになったか調べて…

「悪人になるな、善人になれよ」と勧める教育の問題点とは

【たわごと(1)】 親も、教師も、政治家も、聖職者も口をそろえて 「悪人になってはいけませんよ。善人になりなさいよ」 と教えます。 ところが問題は、その主張の前提となるべき善悪の基準が、 その人その人の主義主張、イデオロギーによって大きく変わる…

胸を打つ親鸞聖人の断言

【教行信証(1)】 親鸞聖人の著作を読む人がまず心を打たれることは、 簡潔で、明快なその文体の迫力です。 単刀直入に言い切られる断言の数々に、 その一言一言にどれだけの熱い思いと深い学問が込められているのか、 素人目であってもひしひしと感じられ…

そもそも自殺は愚かな行為なのか

【無明の闇(2)】 自殺を思い詰めている人があれば 「そんな馬鹿なことを考えるものではない」 と周りは止めます。 しかし自殺はなぜ「そんな馬鹿なこと」なのでしょう。 『自殺行為=馬鹿なこと』の方程式は、どういう理由で成り立つのでしょうか。 動物…

人は死んだらどこへ行くのか。仏教の視点

【無明の闇(1)】 ある僧侶がブログで 「生まれた物は皆、土へ還る。 痛みや苦しみから解放されて土に還っていく。 遅かれ早かれ皆同じだ。そうして命は巡っている。 そう受け入れればいい」 と書いたところ、 その文章が多くの人の賛同を呼び、 ネット上で…

怒りの心があなたの心身をむしばむ

【瞋恚(1)】 人体には病気から身体を守る免疫力が本来備わっており、 その免疫力が低下すると、 肩こりや腰痛、冷え、アレルギー症状などがでて、 さらに進行すると肝炎やがんを発症します。 このたびノーベル賞を取った本庶教授は 免疫力を活性化してが…

「善人なおもて往生を遂ぐ。いわんや悪人をや」歎異抄の意味とは

【歎異抄(1)】 「歎異抄に魅了された」というアメリカに住む作家は 歎異抄のどこに感動したのか、問われてこう答えました。 ーーーーーーーー “善人より悪人が助かる” なぜそんな衝撃的なことを親鸞聖人は断言できたのか、 西洋文化の中で育ってきた者には…

AIと仏教の相違点

AI(人工知能)が創作した料理のレシピは、 それまでの料理人の常識では考えられないようなものだそうです。 たとえば、うどんとトマトとココアを使うヌードルのレシピを出してくる。 半信半疑ながらレシピ通りに作ってみると、 料理人の口をして「意外に…

マンガで学ぶ仏教(9)『自惚れからは離れきれない』

【慢(1)】 人を見下す心を仏教では『慢』といい、 六大煩悩の一つに数えられています。 自分は人より秀でていると自惚れ、 周りを見下している人を見て 「何を自惚れているんだ、あいつは」 と批判する人があります。 しかしそう批判している人もまた、 …

煩悩の塊に何の差別もない

【名誉欲(1)】 仏教に説かれる『五欲』の一えられる『 名誉欲』は 褒められたい、認められたい、大事にされたい、という心です。 どのコミュニティにも、目立ちたがり屋はいますよね。 自分のことばかり話題にする人です。 空気が読めないのか、聞いてもい…

僧侶は如来の代官たるべし

【僧(1)】 かの聖徳太子が十七条憲法に 「“僧宝”として敬いなさい」と書き記された「僧」とは、 「釈迦の代官」として、仏法を説く人のことです。 仏法を説く者はみな、 「釈迦の代官」としての誇りと責任を胸に持たねばなりません。 自分の勝手な思いをし…

「人生やり直したい」と思った時に

【無常(1)】 「人去りて知る身の不徳」という言葉があります。 大切な人が自分の元を去ってしまった時、 初めてその人を傷つけてきた、あきれさせてきた今までの言動を悔やみ、 自己の至らなさ、浅ましさに気づく、という意味のことわざです。 去っていっ…

死刑は是か非か。浄土真宗・仏教はどう見る

【人身受け難し(1)】 「人命は地球よりも重い」 「人間は生まれながらにして、おかしがたい尊厳を有している」 と人命の尊厳が叫ばれるのが今日の世の中です。 それは常識という以前に、人間の一切の営みにおける大前提です。 「人命は尊い」からこそ、医…

名利の大山に迷惑する(名誉欲と利益欲に振り回されている)

【名利(1)】 親鸞聖人は『名利の大山に迷惑する親鸞だ』と告白されています。 『名利(みょうり)』とは『名誉欲 』と『利益欲』。 『名誉欲』とは、 「ほめられたい」「認められたい」 「大事にされたい」「人より勝りたい」 「見下げられたくない」「嫌…

マンガで学ぶ仏教(8)『生きる意味』

【出世本懐(1)】 「生きる意味って何だろう」と訊かれて 「生きることそのものに意味があるんだよ」 と答える人がありますが、 答えになっていません。 尋ねた人は 「生きることそのものにどんな意味があるのか」 を知りたいのですから。 「精一杯生きれる…

「子供のころ、死が怖かった」という貴方に

【後生の一大事(1)】 子供のころ、死ぬのが不安で、 「死がこわい」「死にたくない」「死んだらどうなる んだろう」と そんなことを止めどもなく考えてしまう夜が怖く、 眠れなかった、という人はけっこうあります。 それが大人になると、 仕事の悩み、お…

法然上人を生涯の師と敬慕された親鸞聖人

【善知識(1)】 親鸞聖人は75歳の時、 法然上人を称える20首もの歌を作られています。 親鸞聖人が法然上人と今生最後の別れをされたのは35歳の時。 以来40年間、親鸞聖人はずっと法然上人を慕い、尊敬し続けられ、 75歳で法然上人のことを歌にし…

作り笑いはなぜバレるのか

【意業(1)】 表情や態度から人の心理を読み取る「メンタリスト」と呼ばれる人たちがいますが、 彼らによると、心から笑っているか、それとも作り笑いか、は 人間の表情の中でも、最も見抜きやすい一つだそうです。 メンタリストでなくても、 たいてい相手…

ハイデガーは『歎異抄』のどこにそんなに驚いたのか

【歎異抄(1)】 20世紀を代表する哲学者の一人であるハイデガーが 晩年の日記にこう記しています。 ーーーーーーーーーーーーー 今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の歎異鈔を読んだ。 「弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけ…

自利利他は商売の基本

【自利利他(1)】 商売の基本は「自利利他(じりりた)」です。 「自利利他」とは、 【人の幸せを考えること(利他)が、そのまま自らが幸せになれる道(自利)ですよ】 と説かれた釈迦の教えです。 自利利他の基本を忘れたら、他の何ができていても、 商…

レッテルを剥がした本当の自分の価値は何か

【法鏡(1)】 「あなたは誰?」と聞かれたら、 通常は名刺でも差し出して、 「私は○○物産××部△△部長の■■と申します」 と言います。 すると相手も 「あっ、○○物産さんの。おっ、部長さんで。それはそれは・・・」 と反応してきます。 それで自己紹介という…

こんなにがんばって生きてきたから、私はここにいるんだよ

【因果の道理(1)】 女優の満島ひかりがニュースのインタビューで 「いままで一生懸命、辛くても頑張ってきた(過去の)自分たちに 『あなたたちがこんなにがんばって生きてきたから、私はここにいるんだよ』 って過去の自分達にプレゼントする気持ちで役者を…

アマチュアスポーツ界の相次ぐパワハラ問題の根底にある名誉欲

【名誉欲(1)】 仏教で説かれる人間の5つの大きな欲の一つが『名誉欲 』です。 「勝ちたい」「負けたくない」「人の上に立ちたい」「人から見下げられたくない」という心です。 最近ワイドショーなどで取り沙汰されるスポーツ界のパワハラ問題も、 とどま…

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