親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

GAFAに選ばされる人生

【人生の目的(2)】 インターネットで様々な情報が瞬時に手に入る現代、 数多くの選択肢からより良いものを自由に選べる社会に私たちは生きています。 しかし実は、選んでいるのではなく、選ばされている、ともいえるのが現代社会なのです。 「うわ、またこ…

パチンコ依存症でなかったら今ごろ家が建っていた

【人生の目的(1)】 ある40代のAさんと話していたのですが、 「今までパチンコに遣い込んだ総額で家が建つ」 「自分がまだ独身なのも、パチンコのせい」 と言われていました。 ついこないだも年末のボーナスもパチンコにつぎ込んでしまった、 と後悔さ…

おごるなよ 月の丸さも ただ一度

【無常(1)】 「おごるなよ 月の丸さも ただ一度」 という歌があります。 順風満帆、すべてが思い通りに事が運び、 どこにも不足、欠点のない、理想的な状態を、 この歌では「まん丸の満月」に例えています。 平安時代、権勢を誇った藤原道長も、人生を満月…

人生の黄昏時に忍び寄る孤独感

【老苦(1)】 孤独という字は「孤」と「独」という二つの言葉からできており、 両方とも「一人ぼっち」という意味です。 ただ漢字の意味合いからすると、 親がいない状態を「孤」といい、 子どもがいない状態を「独」といいます。 終戦を迎えた頃の日本は…

夫が嫌い、妻が嫌だ、という夫婦の実態

【怨憎会苦(2)】 ママ友の公園おしゃべりの一コマ。 ある奥さんが「うちの旦那、東京へ出張なの」と言うので、 周りが「いいね、ゆっくりできるね」などと返していると、 彼女、空を見上げ「飛行機墜ちてくれないかな」とつぶやいた。 一斉にドッとわき、…

「怨憎会苦」嫌な人と会わねばならない苦しみ

【怨憎会苦(1)】 仏教に説かれている八つの苦しみの一つに『怨憎会苦』があります。 怨み、憎む人と会わなければならない苦しみ、のことです。 この苦しみは多かれ、少なかれ、みなよく分かられることと思います。 どうしても生きていると、嫌な人が出て…

笑う人も続けて転ぶ雪の道

【悪口(1)】 今の季節、積もった雪や凍った道に足をとられることが多く、 運転してても急ブレーキでスリップすることもあるので、気をつけねばなりません。 「笑う者も 続けて転ぶ 雪の道」と歌があります。 目の前で転んだ人を見て、 「あ~あ、転んじゃ…

仕事を好きになればいい、という人生観

仕事について2回分書いてきましたが、読者の方からこんな感想(反論?)をいただきました。 ーーーーーーーーちょっと違和感を感じたので発言させていただきます。「仕事は嫌なものだ」という決めつけが、心を狭くしているのではないかと感じました。自分の…

仕事するのは何のため、って何言ってんだよ

【なぜ生きる(2)】 人は一日の大半を仕事に費やします。 日々どうしたら仕事がうまくいくか、 頭の中は仕事のことでいっぱいです。 少々体がつらくても「仕事だから」の一言でがんばって働きに出かけます。 世間も、きちんと仕事をし、収入を得て生活して…

なんでこんな仕事をしているんだろう、と思った時に

【なぜ生きる(1)】 「人間は呼吸するために生きているのではない。何かをするために生きているのだ」 とは、フランスの思想家ルソーの言葉です。 この言葉に、そりゃそうだろう、と誰しも思います。 呼吸するために生きている、なんて思っている人は誰もい…

「最近の若い者は」と言わないようにしよう

【悪口(1)】 健康寿命が延びたことで、 「定年70歳」「生涯現役」といわれる時代になり、 最近では同じ職場で20代から70代まで働いているそうで、 世代間のカルチャーの違いに戸惑う場面が多くなっているようです。 そんな時代だからこそ、年長者の立場で…

「私が父親を嫌いになった理由」と観音菩薩

【布施(1)】 ツイッターで、あるハッシュタグが注目を集めています。 それは「私が父親を嫌いになった理由」。 大人になった女性たちが、 子どものころに父親を嫌いになったきっかけを続々と投稿しているのです。 結婚して実家を離れた今も、 「しゃべらな…

人生行路の行く先を問う仏教

【火宅無常の世界(2)】 お釈迦様は人生を旅に、 そして人間を旅人に喩えられています。 旅をしていれば、思わぬ絶景に息をのむこともあれば うっそうとした森におびえることもあります。 荒野をさまよい、のど渇きに苦しむ時もあれば、 そのさなかに冷た…

胡蝶の夢と化す無常の世界

【火宅無常の世界(1)】 「胡蝶の夢」といわれる故事があります。 「胡蝶」とは蝶々のことで、 中国の思想家・荘子が蝶(ちょう)になった夢を見た、という話です。 花から花へひらひらと楽しんでいたが、急にハッと目が覚めた。 そこにはいつもの部屋、い…

カルロス・ゴーン氏は長期拘留で何を思うか

【人身受け難し(1)】 カルロス・ゴーン氏の逮捕は、電撃でした。 氏が羽田に到着するや否や、 東京地検特捜部の捜査員6~7名が乗り込み、 罪状を説明、任意同行を求め、その日のうちに逮捕されました。 ゴーン氏はその日の夕食のレストランを予約していた…

親殺し(五逆罪)を仏教ではどう教えるか

【五逆罪(1)】 シベリアで生態系の頂点に立つ王者はシベリアオオカミです。 そのシベリアオオカミが恐れる天敵はというと、 同じシベリアオオカミだそうです。 毎年、同類に縄張り争いで殺されるシベリアオオカミの数は相当数に上ります。 ではシベリアの…

親鸞聖人と般若心経

【親鸞聖人(1)】 最近よくネット上で「『般若心経』は深い」という声を聞きます。 「般若心経」を読経・写経する人は前からありましたが、 最近では「般若心経」の現代語訳をブログに載せている人も増えてきました。 では「般若心経」のどこに関心を寄せる…

アマゾンのジェフ・ペゼス氏に感じた「自分の仕事に愛し、熱中する」大切さ

【精進(1)】 アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、トランプ大統領の 「不当に安い料金で米郵政公社に商品を配達させているアマゾンの規制強化を急ぐ」 との恫喝めいたアマゾン批判に対し、すぐさま 「どのような規制が導入されても、創意あふれるアマゾンの…

夫のことをなぜ「だんな」と呼ぶようになったのか

【布施(1)】 夫のことを『旦那(だんな)』といいますが、 そもそもなぜ夫のことを「だんな」と呼ぶようになったのでしょうか。 奧さんは配偶者のことを、場所や相手に応じて 「夫」と言ったり、「主人」と言ったり、「○○」と名字で呼んだり、 「相方」と…

人命の尊厳の理由を説かれた仏教

【人身受け難し(1)】 『華厳経』の「人身受け難し 今すでに受く」という一節は、 仏教辞典の表紙を飾るほどよく知られています。 「人間に生を受けることは大変有難い、その人間に今あなたは生を受けているんですよ」 と言われたこのブッダの言葉は 「よく…

アメリカで交通事故に遭った

【無常(3)】 私は20代の頃、アメリカで交通事故に遭うという、ちょっと特殊な経験をしています。 ロサンゼルスの大学のミーティングルームで勉強会があり、 徒歩でその大学に向かう途中、車にはねられました。 信号のない横断歩道で、歩行者である私のため…

死とは何か。哲学と仏教はどう見るか

【無常(2)】 「出息入息 不待命終」 (しゅっそくにゅうそく ふたいみょうじゅう) 「出る息は入る息を待たず、命終わる」 というお経の一節があります。 吸った息が吐き出せなければ、吐いた息が吸えなければ、 その時が、死ぬ時だという意味です。 「死…

ハクスリー『すばらしい新世界』から仏教を語る

【無常(1)】 仏教では「無常(死)」を深く見つめます。 なんで仏教では「死」をこうして語るんだろう、 「死」を意識したら憂鬱になるだけで、暗くなるだけ損でないか、 生きている今を楽しむことこそ大事なのに、 と思われる方も多いと思います。 私もこ…

ゴーン氏解任に一休の歌をおもう

【法鏡(1)】 自分へ対する人の評価を心を素直にしっかりと聞き、 自分自身を見つめていくのは大切な心がけです。 しかし人の評価が、本当の自己を映し出す鏡となり得るかというと、 仏教の答えは「否」です。 見る人の都合によって人の評価はコロコロと変…

生きる意味を知りたい、なんて青臭い感傷だという人へ

【人身受け難し(1)】 「何のために生きているんだろう」と悩む若者に、 「そんな悩みは思春期特有の、センチメンタルな感傷だよ」 「若い時にかかる一種の熱病のようなもの。自分にもそんな時期があった」 と一笑に付し、まともに取り合わない人があります…

「~してあげた」という慢心の引き起こす悲劇

【慢(1)】 「~のために」と私たちはよく口にしますが、 そう言いながらも、決して自分のことを忘れてはいないものです。 必ずそれは自分の得にもなっています。 「大バーゲンセール!最大70%引き! お客さまの日ごろのご愛顧に感謝して、出血大サービス…

相対の幸福しか知らない私たちに絶対の幸福を説かれた親鸞聖人

【相対の幸福(1)】 江戸時代、漬物の葉を巻いた握り飯を食べる下級武士は 海苔を巻いた握り飯を頬張る上士を見て 「オレも海苔を巻いた握り飯を食べるまでに出世したい」 と羨んだそうです。 現代の感覚からすれば、 海苔のおにぎりと漬物の葉のおにぎり、…

仏教に説かれている「懺悔(さんげ)」とは

【懺悔(1)】 仏教で「懺悔」は「ざんげ」とは読まず、「さんげ」と読みます。 自分のしてしまった罪や悪を深く受け止め、心から謝罪し、 もう二度としないのが「懺悔」です。 お釈迦さまは「悪いことをしたら懺悔をしなさい」と 「懺悔」の大切さを随所に…

退職後に襲うアイデンティティクライシス

【人身受け難し(2)】 先回のメルマガで、むなしいと訴えられる50代の方の声を紹介したところ、 「自分も同じだと気付きました」 と共感のメッセージをいただきました。 特にこのようなむなしさを、 定年退職を機縁に感じる人は多いようです。 退職後、いっ…

定年退職した後に襲う寂しさ、むなしさ

【人身受け難し(1)】 名古屋で仏教講座をひらいた際のことです。 おだやかな笑顔が印象的な、紳士というイメージがぴったりくる50代の男性が参加されました。 ネット上の講座案内にあった「なぜ生きるのか」の一言が気になったそうです。 どうして気になっ…

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