親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

嫌いだった父親の気持ちが今はわかる

【布施(1)】 夫のことを『旦那(だんな)』といいますが、 そもそもなぜ夫のことを「だんな」と呼ぶようになったのか、 実は元来は仏教由来の言葉なのです。 「旦那(だんな)」「檀那(だんな)」とは、『布施』のこと。 『布施』とは、人に財物などを施…

出家と在家を差別しない浄土真宗

【道俗(2)】 “「出家(僧)」も「在家(俗)」も差別なく、みな一緒である” と親鸞聖人が説かれたことは 当時の仏教界には青天の霹靂でした。 それまでの仏教は、極楽に往き悟りを開くのは、 仏道修行を積み、煩悩を落とすことができる「出家(僧)」だけ…

道俗を差別しない教えが仏教だと説かれた親鸞聖人

【道俗(1)】 「道俗」という言葉があります。 「道」とは僧侶のことで、出家の人、ともいいます。 家庭を持たず、肉も食べず、仏教の戒律を守り、仏道修行に打ち込む人のことです。 「俗」とは俗人のことで、在家の人、ともいいます。 家庭を持ち、肉も食…

同調圧力に屈するわけにはいかない、あなたの人生の目的は何ですか

【人生の目的(1)】 沈没しかけた船から海に飛び込むよう船長が説得を行う、有名なジョークがあります。 アメリカ人には「飛び込めばあなたはヒーローになれます」 ドイツ人に「飛び込むのはルールです」 イタリア人に「飛び込めばあなたは女性に愛されま…

業力不可思議・なぜ今私はここにいるのか・仏教の運命論

【業力(1)】 もう10年ほど前のことですが、 仏教講座に来られた40代のAさんは、 ちょうどバブルの絶頂期に入社された方でした。 その会社はボーナスが年3回出る優良企業です。 会社がAさんの携わっていた事業から撤廃したので、 新部署が決まるまで…

フランクル『夜と霧』から知る「生きる力」とは

【摂取不捨の利益(1)】 フランクルの『夜と霧』は、著者が体験した壮絶なアウシュビッツ収容所での生活が綴られ、読む人を圧倒します。 食事は日に一回与えられる水としかいえないようなスープ、 人をバカにしたようなちっぽけなパン、 それに「おまけ」…

長寿は不幸、長生きは悪いことと思い始めた日本人

【老苦(1)】 人類史において長らく「長寿」は貴重なことであり、幸福の大きな要素でした。 祝いの意を表す「寿(ことぶき)」という字が使われますし、 88歳の米寿のお祝い、99歳の白寿のお祝いなど、 長生きした区切りにお祝いの行事もありました。 つい1…

雪の結晶の観察が育む心

【人身受け難し(1)】 この画像は雪の結晶です。このように雪はみなきれいな正六角形の形をしています。 歴史上最初に顕微鏡で雪の結晶を見た人は、 まさか雪の一粒一粒の氷にこんな幾何学的な美しさがあるなんてと、 さぞこの自然の造形にさぞ驚いたでしょ…

謝罪が伝わらない意外な理由とは

【諦観(1)】 営業マンのA氏は、事故渋滞に巻き込まれ、 取引先の社長との商談に一時間も遅れてしまいました。 社長は「突然の渋滞ならしょうがないですよ」と、 何もなかったかのように受け流してくれたのですが、 商談自体はまとまらずに終わってしまい…

死後に私はどうなるのか、仏教の問い

【後生の一大事(2)】 「死んだら私はどうなるのか」 この問題を仏教では「後生の一大事」といいます。 この問いに今日どんな答えがなされているか、いくつか挙げてみます。 「今頃あの世で、奥さんと一献傾けているだろう」 このセリフは葬儀の際によく聞…

死んだらどうなるか、後生の一大事の重さを伝えられた親鸞聖人

【後生の一大事(1)】 「死んだらどうなるんだろう」 こんな問いを考えられた経験はあるでしょうか。 「そんなこと考えたこともないよ」と一笑に付す人もあるでしょうし、 「子供の頃ふと考えた」という人もあるかと思います。 私は小学生の頃、テレビの心…

業界(ぎょうかい)の常識と業界(ごうかい)の孤独

【業界(1)】 一般的に「業界(ぎょうかい)」といえば、 芸能界や音楽業界などを指し、 「業界人」「業界の人」といえば、 ミュージシャン、俳優、タレントから彼らのマネージャーや事務所の職員などを指します。 もっと広い意味で言えば、芸能界だけでな…

SNSいじめは、恥知らずの恥かかず

【愚痴(1)】 最近では、小中高生の間でSNSいじめが横行していると聞きます。 LINEグループから一人だけ外す、 グループ内で悪口、噂を流す、 「裏チャット」で盛り上がる、などのいじめです。 以前なら学校では針のむしろであっても、 帰宅後は家が…

夏目漱石『虞美人草』の一節に見る幸福観

【相対の幸福(1)】 夏目漱石の『虞美人草』にこんな言葉があります。 「ある人は十銭をもって 一円の十分の一と解釈する。 ある人は十銭をもって 一銭の十倍と解釈する。 同じ言葉が人によって高くも低くもなる」 一円札が財布に入ったり出たりする日常を…

説法する者の忘れてはならない自覚

【僧(1)】 私がまだ23歳、仏教講師になりたての駆け出しだった頃、 渋谷で開かれた先輩講師の講座に参加したときのことです。 講座修了後、質疑応答の時間で、 ある中年の女性が何かの質問をしました。 その質問自体は忘れてしまったのですが、その時、先…

ノーサイドの精神とは。ビジネスも政治も夫婦もこうありたい

【布施(1)】 ラグビーW杯の日本開催が迫っています。 ラグビーの魅力を経験者は「ノーサイド」の精神にある、と語ります。 「ノーサイド」とはラグビーで試合終了を指す言葉であり、 「試合が終われば勝利の側(サイド)も負けた側もない」という意味です…

菩薩の種類と特徴、本来の菩薩の意味とは

【菩薩(1)】 先日、仏教講座に来られた女性は、 中学生の時、京都・奈良の修学旅行で 寺院に安置されている仏像や菩薩像の説明を聞き、 仏や菩薩といっても さまざまな種類があるんだなあと関心を持つようになり、 どんな仏や菩薩があり、それぞれの特徴な…

介護の言葉遣いの指導研修で敬語を教えられるのはなぜか

【布施(1)】 最近の介護老人ホームの多くは、新規職員の指導研修で、 入所者に敬語を使い、相手の意思を尊重して接するよう、教えるそうです。 わがままな言動や妄想、奇行が目立ってきた、子供返りの入所者に 職員はつい「○○さん、おちっこ行きましょね~…

実践して初めて知る慈悲の限界(聖道の慈悲)

【慈悲(1)】 『聖道の慈悲というは、ものを憐れみ愛しみ育むなり』と歎異抄にあります。 「聖道の慈悲」とは、苦しむ人を憫れみ、悲しみ、育むことです。つらい目に遭っている人を見て、かわいそうだと悲しくなり、なんとか助けてあげられないかとやるせな…

禁欲ボックスのおかげで成績アップ

【機(1)】 「禁欲ボックス」をご存じでしょうか。 スマホやゲームについつい手を出して時間を浪費してるのに危機感を覚える人に売れているそうです。 「禁欲ボックス」にスマホを入れ、タイマーを設定すると、 時間が来るまでボックスを開けられないという…

サラリーマンと起業の間で悩む人々

【有無同然(3)】 最近はインターネットの普及で、 個人が在宅ワークで収益を得ることが容易になり、 サラリーマンを辞め、起業を考える人が増えてきました。 「サラリーマンは嫌だな、 目覚まし時計で無理矢理起こされ、 満員電車に揺られて会社に行き、 …

のんきと見える人々も、心の底を叩いてみれば、どこか悲しい音がする

【有無同然(2)】 「のんきと見える人々も、心の底を叩いてみれば、どこか悲しい音がする」 夏目漱石の言葉です。 傍から見ると「あの人は幸せそうだなぁ」「あんな立場の人には苦しみはないんだろうな」とうらやましく思う人でも、 よくよくその人と腹を割…

壁一重子が有って泣き無くて泣き

【有無同然(1)】 『壁一重 子が有って泣き 無くて泣き』 江戸の長屋の風景を詠んだ川柳です。 長屋に壁一枚へだてて二組の夫婦が住んでいる。 一方は子供が無い夫婦二人だけの所帯、 もう一方は子だくさんの所帯。 子供のない夫婦は今日もため息をつく「な…

「8050問題」引きこもりの生きる意味とは

【人生の目的(1)】 「8050問題」がマスコミでも取り沙汰されるようになってきました。 「80・50」とは、80歳の親と50歳の子供。 ニート、ひきこもりと聞くと、20代の若者をイメージしますが、 現在の日本では40代の引きこもりが何十万人と…

聖徳太子の十七条憲法に学ぶ『人間』

【凡夫(1)】 人間関係で知っておきたい大事な心得の一つは 「自分が正しい、相手が間違っている」と思い込まないことです。 相手は悪人で自分は正義、 相手は加害者で自分は被害者、 こう決め込んで話し合いのテーブルにつくと、 カッカしてしまい、話し合…

阪神大震災に見る火宅無常の世界

【火宅無常の世界(2)】 先回「胡蝶の夢」について話をしました。 まだの方はこちらからどうぞ 以前、友人が語ってくれた体験談が、 まさに「胡蝶の夢」の故事そのものだと感じ入るものだったので、 みなさんにも紹介いたします。 当時、神戸の大学生だっ…

火宅無常の世界、胡蝶の夢とはどんな意味か

【火宅無常の世界(1)】 「彼はとても波乱万丈な生き方をしてきたが、やっと幸せを手にしたかと思ったら旅立ってしまった。人生とは胡蝶の夢のようだ」 「あのビジネスはあいつの一言で胡蝶の夢と化したよ」 などと使われる「胡蝶の夢」という言葉、中国の…

店を大きくしなければよかった

【流転輪廻(2)】 東京の三鷹に、夫婦二人で営む、行列のできる和菓子店がありました。 開店と同時に多くの人が名物の最中やどら焼きを買い求め、 昼の12時過ぎには完売し、シャッターを閉めるほどの盛況ぶりでした。 そこへある経営コンサルタントがやって…

のんきな人はどこにもいない

【流転輪廻(1)】 もう何年か前ですが、ある番組の対談で、 さまぁ~ずがその頃売れ筋だった芸人に、 「ブレイクしてすごいね」と言うと、 「いや、ホント不安なんです。このまま消えたら一発芸人なので。あの売れなかった時代に戻ると思うと怖くて」 「僕…

戦争をするのは「平和のため」

【正邪(2)】 まだトランプが大統領になる前のことです。 大統領選でトランプの支援演説した著名人が、 広島、長崎への原爆投下を指示したトルーマン元大統領を 「原爆を日本に落とすガッツがあった」と称賛した発言を受け、 トランプが「私も同じ決断をす…

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。