親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

心と口と身体の三つの行為、三業で人を判断する仏教

【三業(1)】 仏教では、その人が善人か悪人か、心と口と体の三方向から判断します。 身体で何をやっているか、やっていないか。 具体的にいえば、人を殺したとか、物を盗んだとか、不倫したとか、親切したとか、裏表なく努力しているとか、などです。 口…

羽生善治名人の向上心に感銘を受けた

【精進(1)】 「AIが台頭して将棋界が進歩した今、残念ながら私のこれまでの経験はほとんど生きません」 これは通算勝利歴代一位の将棋棋士、羽生善治名人がインタビューで語っていた言葉です。 こう言えてしまうところに、 長年にわたってトップで居続ける…

人生の目的と人生の目標、生きがいとの違いとは

【人生の目的(3)】 前回と前々回のメルマガで、 人間が生きるには希望が必要であり、 その明かりを失うと生きていけない存在でもあることを、 種々の例を引いてお話ししてまいりました。 さてそのことを踏まえた上で、ここで考えていただきたいことがあり…

アウシュビッツで人間が見せた精神力に感服

【人生の目的(2)】 人間は生きる明かり、希望をなくしては生きてはいかないことを 前回のメルマガでは、さまざまな例を引いてお話ししました。 今回は、明かりや希望など許されぬ極限状態であってもそれは同じであることをお話しします。 ナチスのアウシュ…

生きる明かり、生きがいがなければ生きられない人間

【人生の目的(1)】 人間は生きる明かり、希望をなくしては生きていけません。 マラソンランナーが給水場で定期的に水分を補給しなければ42.195キロを完走できないように、 人間は未来に明かりがなければ生き続けられない存在なのです。 江戸時代の農村にも…

若きアスリートたちに教えられること

【忍辱(1)】 以前オリンピックを見ていて思ったことですが、 柔道の判定でも、物言いがついて勝者と敗者が逆転してしまったり、 体操のポイントでも抗議により総得点が入れ替わったり、というのが結構あります。 審判団の問題、とまでいかなくても 極限ま…

進化して能力が拡張するのが人生の目的か

【人生の目的(1)】 人間の脳波と機械をつなげる研究が進んでいることに驚いてしまいました。 センサーを頭に装着し、腕を上げたいと念じるだけで、 脳波を検出して意図を分析して信号に変換し、 義手や義足を操作できるようになるというのです。 脳梗塞や…

仏法の『法』とはどんな意味か

【法(1)】 仏教では三世十方を貫く真理のことを『法』といいます。 『三世』とは過去世、現在世、未来世のことで 「いつでも」ということです。 『十方』とは東西南北上下四惟のことで 「どこでも」ということです。 いつでもどこでも変わらない真理、 古…

快楽のかげにも無常の響きがこもっている

【快楽(1)】 コカインなどの違法薬物は、 理性を司る大脳皮質よりももっと脳の真ん中にある中枢に強烈な快感をドカンとすり込むそうで、 理性でやめようと思っても、やめられる代物ではないようです。 一瞬にして多幸感、爽快感が心身共にぱーっと広がり、…

説得とは、得を説く、と読む。決して押しつけてはならない

【自利利他(1)】 先日報道されていたことです。 あるコンビニのオーナーが、元日は営業しないという意思を本社に伝えました。 アルバイトが集まらず、客も少なく、とても自分の身体が持たないからというのが理由でした。 本社は、それは契約に反する、と…

本年もよろしくお願いいたします

迎春 昨年中はメルマガ、読者の方々から、 数々の励まし、感想、叱咤のメール、まことにありがとうございました。 2010年1月から「まぐまぐ!」のメルマガを書き始めたのが最初なので、 これで10年になります。 「10年、偉大なり。20年、恐るべし。30年、歴…

懈怠になりがちな年末年始に自戒を込めて

【懈怠(1)】 仏教で教えられる6つの善い行い、『六度万行』(『六波羅密(ろくはらみつ)』ともいう)の一つに『精進』があります。 人が見ていようが見ていまいが裏表なく、コツコツと継続して努力することです。 『精進』の反対を仏教では『懈怠(けたい…

禍福はあざなえる縄の如し、逆境は続かない

【逆境(1)】 勤めていた会社の経営が傾き、リストラの憂き目に遭った30代の技術職の男性。 なんてオレは不運なんだ、といったんは我が身の境遇を恨んだものの、 まもなく彼の技術力を高く買ってくれる外資系のベンチャー企業があり、 そこで重要なポジシ…

所有物自慢は見苦しいので気をつけたい

【慢(1)】 人をほめるのは良いことですが、 その人が自分に近い人だった場合、 ともすると自慢話になって人を不快にさせることもあるので、一定の注意が必要です。 たとえば「すごい知人」「すごい家族」「すごい配偶者」を語る時は気をつけましょう。 「…

三法印の一つ、諸法無我の意味とは

【諸法無我(1)】 人間の身体は約60兆の細胞でできており、 そのうち約4000億個の細胞が1日で死に、1日で生れるとのこと、 1日に4000億個の細胞が新陳代謝しているということは、 1時間に約167億個、1分間に約2.8億個、1秒間に約467万個、 このわずか時計の…

怒りの心が周りに及ぼす悪影響をよく自覚せよ

【瞋恚(1)】 仏教では「怒りの心」を『瞋恚(しんい)』といい、 108の煩悩の中でも特に私たちを苦しめ悩ませる三毒の煩悩の1つに数えられます。 お釈迦様は「気をつけなさい」と、重ねて怒りの恐ろしさは説かれているので、 当メルマガでも、さまざまな怒…

偏見の壁を乗り越え、御同行と接しられた親鸞聖人

【御同行(2)】 20代の日本の商社マンがロシアの貿易商アレクセイ氏との商談に臨むにあたり、 『ロシア人との交渉入門』を読み込んで準備したものの、商談は失敗。 落胆する彼に百戦錬磨の上司はこうアドバイスしたと言います。 「君はロシア人を勉強するよ…

御同行・御同朋と呼びかけられた親鸞聖人

【御同朋(1)】 2014年にジェイソン・ロバートというユーチューバーが行った実験は、 アメリカにおける黒人差別の実態を浮き彫りにするものでした。 まず白人であるロバート本人が、 路上駐車してある車(実は自分の車)のドアに針金のような物を差し込…

最後の審判を問題にしない親鸞聖人の教え

【平生業成(1)】 「最後の審判(Last Judgement)」は、 ゾロアスター教およびアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)が共有する終末論的世界観で、 神が世界の終わりにあらゆる死者をよみがえらせて裁きを行い、 永遠の生命を与えられる者…

刻一刻と老いと病と死に向かう人類

【無常(1)】 5年ぶりの免許の更新に行ってきました。 新しい免許証を手にして「老けたなあ」とちょっぴり嫌な気持ちになりました。 5年前の自分が写った今までの免許証と歴然と違う今回の免許証の老けた顔に、 否応なしに老いを自覚させられたのです。 …

何をしてもつまらない人と充実している人との違いはどこにあるか

【人生の目的(1)】 ニーチェは『道徳の系譜』に、 生きる意味がはっきりすれば「人間は苦悩を求め、欲しさえする」と書いています。 “人間は苦しみには強い、しかし意味のないことには耐えられない存在だ” とニーチェは言うのです。 もしあなたが中東のど…

真の先覚者と仰がれる政治家とは

【為政者(1)】 日韓関係がぎくしゃくしていますが、 両国の世論が「向こうが頭を下げない限り、別に無理に仲良くする必要はない」と反日、嫌韓の風潮が強いので、 安倍首相も文大統領も自分から歩み寄ることはできない状態です。 世論の動向は、選挙を意識…

人生で想定される最悪の事態とは何か

【生死の一大事(1)】 台風19号の際、二階幹事長が 「まずまずには収まったと感じている」 と述べたことが、不謹慎だと世論に叩かれましたが、 ああいう立場の人ですから、荒川決壊、福島原発事故など国難ともいえる最悪のシュミレーションも想定していたの…

子への執着も愛欲の一つと説く仏教

【愛欲(1)】 親鸞聖人は『教行信証』に『愛欲の広海に沈没す』と書かれています。 「愛欲の心が広い海ほどあり、沈みきっている親鸞だ」との告白です。 海面に顔を出したり沈んだりアップアップしている、というのではない、 完全に沈みきってしまってい…

沢尻エリカは「自分も危ないかも」と思っていたらしい

【因果応報(1)】 『心配事の9割は起こらない』という本が25万部突破のベストセラーです。 もし病気だったら、もしリストラされたら、もし別れ話だったら、 と何かといろいろ考えすぎてストレスを抱えることが私たちにはあるので、 取り越し苦労はやめまし…

占いを否定された親鸞聖人

【因果応報(1)】 親鸞聖人は「卜占祭祀をつとめとしている」ことを 「かなしきかなや」“嘆かわしいことだ”と書き残されています。 「卜占(ぼくせん)」とは占いのことです。 昔も今も占いにすがる人はあとを絶ちません。 「今日の運勢」や「ラッキーカラ…

神信心の不拝を強調された親鸞聖人

【かなしきかなや(2)】 親鸞聖人は「天神地祇をあがめている」ことを 「かなしきかなや」“嘆かわしいことだ”と書き残されています。 「天神」とは天の神、「地祇」とは地の神です。 日本人は何しろ「神」と名が付くものがあると、 手を合わさないとバチが…

陰陽道と仏教・浄土真宗の違い

【かなしきかなや(1)】 「かなしきかなや道俗の 良時吉日えらばしめ 天神地祇をあがめつつ 卜占祭祀つとめとす」(悲歎述懐和讃) 親鸞聖人のお歌です。 最初の「かなしきかなや」とは、 “なんと悲しいことだろう、情けないことか”ということですから、 親…

おカネを手に入れる方法よりも大事な問いとは

【財欲(1)】 おカネを「どうやって手に入れるか」に悩む人はあっても、 おカネを「何に使うか」に悩む人はほとんどありません。 人類の知りたいこと、求めてやまないこと、古今東西変わらぬニーズは 「どうしたらおカネを自分のものにできるか」です。 手…

モンスターには決してムキになってはいけない

【瞋恚(2)】 先回のメルマガでお釈迦さまの「怒りに怒りをもって報いるは、げに愚かもののしわざなり」のお言葉をお話ししました。 この釈迦の一節は 「ののしられた時ののしり返し、怒りには怒りで報い、打てば打ち返し、闘いを挑まれ闘い返す、それはは…

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