親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

愛憎一如。愛と憎しみは一つの如しと説く仏教

【愛憎一如(1)】 恋人に腹が立つのはなぜでしょうか。 「他の人にはそんなに腹が立たないのに、恋人にはなぜかイライラして怒りをぶつけてしまうんです」 そんな人は少なくありません。 「好きな人だからいつまでも仲良くしたいのに、どうしてかいつも怒…

誰からも必要とされない孤独地獄の苦しみ

【孤独地獄(1)】 「It's automatic 側にいるだけで、その目に見つめられるだけで ドキドキ止まらない Noとは言えない」 宇多田ヒカルのデビュー曲「Automatic」です。 当時15歳の宇多田ヒカルが、恋する少女の心情を等身大で歌って、 センセーショナルと…

「今回だけだから」の悪魔のささやきが身を滅ぼす

【忍辱(3)】 ボルネオ島の人々が、オランウータンを捕らえる方法は奇抜です。 なみなみと満たした水ガメに、アリックという強烈な酒を数滴垂らし、 オランウータンの巣の下に置くと、 香りに引き寄せられ、オランウータンが飲みにくる。 その翌日から少し…

自暴自棄になるか、人生の資産となるか、の分岐点

【忍辱(2)】 gooランキングのよると「自暴自棄になる瞬間」の第1位は、 「努力が無駄になった時」でした。 家の都合で進学をあきらめたとか、 怪我をして引退勧告を受けたとか、 起業した会社が立ち行かなくなったとか、 それが人一倍努力を重ねてきた人…

苦境は人生の分岐点に立つ危ないとき

【忍辱(1)】 苦境に立たされる時、理不尽な思いに駆られる時は どんな人にでもあります。 そんな時は、自分が非常に危険な分岐点に立っていることを、 よくよく自覚すべきです。 そこで急斜面を転がり落ちるのは簡単です。 難しいのは平坦な道を歩くこと…

今のパートナーと末永く仲良くしたい人が知っておきたい恋愛の研究結果とは

【慈悲(1)】 恋愛に関する面白い研究があります。 研究のタイトルは「物事がうまくいったとき、あなたはそばにいてくれますか」というものです。 仕事が評価されたとか、テストでいい点を取ったとか、何か良いことがあり、 それを恋人に伝えた時の反応を…

キリのない道をキリがあると思って歩き続ける悲劇

【流転輪廻(1)】 仏教では、迷いを重ねる私たちの姿を、 『流転輪廻(るてんりんね)』といいます。 ゴールのない円周を「がんばれ」「がんばれ」と連呼され、 ひたすら回り続けるランナーさながらに、 生きる目的を知らないまま、ただ「生きろ」「生きろ…

カースト制度を否定されたブッダの真精神を受け継ぎし人

【御同行(1)】 悪名高き「カースト制度」は、インドにはびこる身分差別です。 その歴史は古く、約2600年前のお釈迦さまの時代からあり、 今日にいたるまでインドの多くの人々の心に根深く巣喰っています。 カースト制は大きく分けると 「婆羅門(バラ…

西郷が語る「国家の大事を成し遂げる人物」とは

【出世本概(1)】 「命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬという人は、始末に負えない。 またそんな者でなければ、国家の大事を成し遂げることはできない」 西郷隆盛の言葉です。 体制や権力、大企業と果敢に戦ってきた人が、 目の前に積まれたカネで…

人間関係で悩まない人と、いつも悩んでいる人とでは、考え方に大きな違いがある

【御同行(1)】 もう20年前のことですが、アメリカ滞在中、近くにベトナム料理店があり、 よくフォー(米麺)を食べたのですが、パクチーが入っていました。 まだ多くの日本人がパクチーを知らない時代です。 これがない方がおいしいのにな、と思って食…

ハムレットの苦悩は実に本質的だ

【無明の闇(1)】 シェークスピア『ハムレット』の 「生きるべきか、死すべきか、それが問題だ」のセリフは有名です。 しかしその先に続く言葉を知る人は、そんなに多くありません。 ハムレットの台詞はこう続きます。 「もし、死後の不安がこころを惑わせ…

歎異抄に魅了された司馬遼太郎と西田幾多郎

仏教書の中で最も多くの人に読まれてきたのが『歎異抄』です。 その流れるような文章の美しさから 『徒然草』『方丈記』と並び、「日本三大古典」に数えられます。 その衝撃的な内容、哲学的な深遠さは、読む人を魅了してやみません。 魅了されている一人が…

何かでごまかさなくては生きていけない虚しさの正体とは

【無明の闇(1)】 「人間から気晴らしを除いたら、不安と倦怠だけになる」 とはパスカルの言葉です。 テレビも、ゲームも、読書も、おしゃべりも、 何かしていないと虚しく、退屈で、不安でやりきれないからしているだけの、 気晴らしの一種だと言っていま…

『六識』を通してブッダが教えられたかったこととは

【六識(1)】 仏教に「六識」という言葉があります。 「識」とは「心」という意味で、 仏教に説かれている六つの心のことを「六識」といいます。、 眼識(げんしき)・耳識(にしき)・鼻識(びしき) ・舌識(ぜっしき)・身識(しんしき)・意識(いしき…

自利利他のブッダの教えを実行してみたところ・・・

【自利利他(2)】 アメリカの研究チームが、大学のキャンパスである実験をしました。 学生に20ドルの現金を渡し、今日中に使ってほしいと頼むのです。 グループAには自分のために使うこと、 グループBには人のために使うことと条件をつけました。 自分の…

自利利他の精神が交渉、取引の成否の鍵となる

【自利利他(1)】 交渉、取引はボクシングとは違います。 ボクシングなら、相手が立ち上がれなくなるまで叩きのめすにはどうしたらいいか、 を考え、そのための練習をします。 KOするか、それが無理なら判定でもいいから 「勝つ」ためにボクサーはリング…

絶対死にたくない者が絶対死ななければならないという矛盾

【生死の一大事(1)】 人が忌み嫌い、避けたいと切に思っているものを次々と挙げてみましょう。 地震、津波、原発事故、戦争、核ミサイル、がん、認知症、脳梗塞、 借金、介護、倒産、パワハラ、リストラ、ブラック企業、いじめ、・・・ いろいろ挙がって…

カネの憂鬱から解放されるにはどうしたものか

【有無同然(1)】 ■4月3日、銀座に本拠を置く経営コンサルタント会社が破産しました。 赤字解消の商品戦略などを企業に提案してきた会社が 実は約18億円の負債をかかえていた、というのですから、 笑い話のようですが、よくある話しで、経営の難しさが…

好きになってはいけない人をなぜ好きになってしまうのか

【業力(1)】 「この人を好きになってはいけない」が恋の始まり、 「この人を好きにならないといけない」は恋の終わり、といわれます。 人を好きになるのは、理屈ではありません。 「私の年収はこれこれで、年齢や社会的魅力から判断すると、 同僚のA子さ…

さまざまな宗教の主張する「論より証拠」はあてにならない理由とは

【信心(1)】 どの宗教もご利益を強調します。 「これを唱えていたら病気が治った」 「これを拝んだら家庭が明るくなった」などなど。 第三者からすると、論理的でもなく、根拠も乏しい、 何でそんないい加減なものを信じられるのか、と思えることでも、 …

教育熱心なのに、うまくいかない原因はこんなところにある

【布施(1)】 会社では入社式が終わり、これから新入社員研修が始まる時期です。 「社員を教育する」というと、様々な知識やスキルを叩き込み、教え込むこと と思っている人が多いようです。 「詰め込み教育」という言葉もあるように、 短い時間でいかに多…

人間の犯す「殺生」という罪を考えてみる

【殺生罪(1)】 仏教に説かれている罪悪には、 窃盗、ウソ、不倫、悪口などと並んで「殺生」が挙げられます。 「殺生」とは動物を殺すことです。 窃盗やウソや不倫は、法律でも、道徳的にも罪悪とされますし、 犯してしまえば発覚を恐れ、びくびくしますが…

なぜ私は今ここにいるのか

【業(1)】 私たちの祖先、ホモ・サピエンスの登場は、今から約25万年前といわれます。 おおざっぱに、私たちが25歳で子供を産むと計算すると、 最初のホモサピエンスから私たちまで約1万世代になります。 おじいちゃんの、おじいちゃんの、おじいち…

どんな優秀な人も権力の魔力に蝕まれていく

森友問題で連日マスコミや野党が糾弾しています。 米朝首脳会談も控えているこの逼迫した国際情勢に、 こんなことばかりしていていいのか、という意見も聞きますが、 マスコミや野党というのは、権力者の横暴を防ぎ、律するになければならない存在で、 私は…

涼を取る昔の人の工夫は忘れ去られようとしている

【貪欲(1)】 車についての、あるアンケート調査によると、 1970年代には「車にエアコンは不可欠だ」と言っていた人々は、わずか13%でした。 8人中7人は、「別にエアコンはなくてもいいよ、窓開ければ風は入ってくるし、車は移動できればいい」く…

長い冬があってこそ、春の訪れを愛でる

【忍辱(1)】 「北窓開く」という春の季語があります。 冬の強く冷たい北風を避けるために開けていなかった北窓を開き、 やわらかい春の空気を部屋に入れる、という意味の季語です。 日本人は春の訪れを様々な表現で愛でてきたのですね。 私がこんな俳句の…

楽観も悲観もなく、ただ過ぎてゆくということ

【諸行無常(1)】 ドイツで数万人を対象に幸福度の調査の研究がなされました。 未亡人の女性たちの幸福感の推移を調査した結果、 彼女たちの人生の満足度が最も下がっていた時期は、 予想通り、配偶者が亡くなった年でした。 夫に先立たれる前から満足度が…

仏教の説く愚痴と智恵の違いとは

【因果の道理(1)】 世の中には二通りの人がいます。 それは「愚痴の人」と「智慧の人」です。 「愚痴の人」とは、 「まかぬ種は生えぬ。まいた種は必ず生える。刈り取らねばならぬ一切は自分のまいたものばかり」 と釈迦が説かれている「因果の道理」がわ…

オウム事件を通して、師の大切さを憶う

【度衆生心(1)】 オウム事件の死刑囚が全国の刑務所に移送され、 死刑執行が近いか、と報じられています。 オウム事件のあの時期、戦後最大の異常性極まる事件を起した犯罪集団が、 逮捕してみれば、まじめで純朴な若者たちであったことに、世間中が驚き…

「滅びの美学」「死の美学」の美しさの裏に隠されているもの

【名誉欲(2)】 「死の美学」という言葉があります。 「かっこよく死にたい」 「人から立派だったと思われる死に方をしたい」 「あんな浅ましい死に方はごめんだ」 と死に方にこだわることです。 これも人間の持つ名誉欲が成せるわざだと、仏教では説きま…

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